興味深い記事を見つけた。
英語で非常に長いですが、記事は「もし防波堤に囲まれてしまったカルフォルニアのロングビーチの防波堤が無くなったら、波はどうなるか?サーファーはどれだけやってくるか?」について書いてあります。良く書けていると思います。
キーポイントは:
- 防波堤によって、波のエネルギーが一方向から来ないために、
余計に海岸線が削られている。もし、 防波堤が無かったらバランスよく砂が移動するので、 長期的に見たらこの方が海岸線が守られる。 - めちゃくちゃ波がデカイ日は、
応急処置で対応するので防波堤は要らない。 - 隣の波のあるビーチとくらべたら、
ロングビーチは人がまばらしかやってこない。 - 防波堤が出来る以前は、波があったしサーフィンの大会もあった。
- 波の予想サイトのモデルとデータを使って、
ロングビーチの波のコンディションとサーファーの数をを予想。
その結果、「平均すると年間394,200人サーファーが訪れる事になるだろう」との予測。ほぼ、サーファーゼロから40万人近いサーファーが来る事になる。この経済効果はすごいと思います。経済と別に、「防波堤が無い方が波のエネルギーのバランスがよい」はもう少し調べてみたいところです。このあたり、僕が居る島の「XX浜にテトラがなくしたら、本当に浜がなくなるのか?」に近い話だと思います。それでも、40万人のサーファーはこないだろうけど。