2009年10月22日木曜日

浜辺の注射針

さきほどニュースで福岡の浜辺で注射針が落ちていると話が出ていたが、この島はもっとすごい。

注射針が一本、二本どころではなく箱で浜に打ち上げられている。そのほか得体がしれないポリタンクなどがきている。

毎年、この辺りではは漂着物調査をおこなっているが、多くの漂着物が、対馬海流と北西の季節風のせいで、この辺りは韓国からゴミがやってくる。

韓国はゴミの海中投棄を禁止しているロンドン条約にサインしているので本来海中投棄はしてはいけないはずだ。しかし、守られていない。
国際条約には拘束力がないのでうまく機能しない。

2012年には韓国も海中投棄を止めるといってはいるが、どうなることだろう。

日本も海中投棄を近年まで行っていたので、そのごみが太平洋の島に流れ着いたりしている。海はつながっているし、海に投げ出したゴミが自然に帰るまでにはとてつもない長い時間が掛かる。浜に捨てたタバコのフィルターが、自然に戻るには500年の時間が掛かるといわれている。注射針になると一体どれぐらいの時間が掛かるのだろう。考えてみてくれ!