2009年11月4日水曜日

最高の一日:いい波にBD3とパタゴニアのサーフボード

今日は本当に波が良かった。昨日も良かったが、今日は無風で程ほど暖かく、この島で一番メジャーなポイントブレークがパワーとサイズとも最高の状態になっ ていた。200Mはゆうに走っていけるだろう。そこそこ込んでいたがそれでも、本土のポイントに比べたらたいしたこともなく、3時間ほどのセッションで何 本波に乗ったのかも覚えていない。

サーフィンはどんだけやっても飽きない。波だけでなく、板が違えば、又楽しさも違う事を、今日は思い知らされた。

普段は乗っている板は、6’2”丈夫な板で薄くは無いが細くて今となってはかなりクラシックなデザインだと思う。今日は前から狙っていた「5フィートのCole BD3」を友人から借りることができた。


BD3の詳細はここ:





「先生BD3乗りますか」と聞かれたので

「も、も、もちろん。お、お、お願いします!」とすぐさま板を交換したもらった。

板を海の中で交換してすぐに思ったことは、「乗れる気がしない!」。それぐらい小さな板だったが、浮力がたくさんあるので、テイクオフの早さにはびっく り。頭を超える波でも問題なく波に乗れる。浮力があるので、この浮力が嫌いな人も多いだろうと思う。後は短さ、思ったよりも前に乗ってパドルしたほうが調 子が良かった。それに、あまり後ろ過ぎると、乗ったときに後ろ足を置くところがなくなってしまってあせる。実際に最初のテイクオフではそうなった。

ドライブ感が無いので、変にちょこまか動いてしまうのに手間取った。前足に重心を乗せてサーフィンをする人には全然向かない板だと思いました。後ろ足に重心を置くことを気にしてサーフィンができるのでその分ではいいと思った。

うまい人はこんな風に何でもありの板ですか:



そうこうしているうちに、別の友人が:

「ちょっとBD3に乗せてください」


と聞くので、彼のぺらぺらのパタゴニアに板に変えてもらった。こちらの板も薄すぎて乗れない気がしたが、ところがどっこい。この板は本当に調子が良い。テ イクオフも問題なし。乗ったら乗ったで、こんなに後ろ足に波の力を感じた板は無かったです。板が吸い付いてくる気がした。すーごく楽しくて、まさに僕には マジックボード! 正直ほしかったです。BD3を交換した友人がBD3にてこずったので、すぐに交換することになってしまって残念!

このパタゴニアのぺらぺら板に乗らなければ、BD3ほしくなっていましたが、普通の良い板と比べたらBD3はやはり少し曲者ですね。

しかし、かといってぺらぺら板と買うかといったら、それもまた難しい。この島をそのうち出て行かなくては行けなく、そうしたらまたそんなにサーフィンもできない状態になると思う。その時、このぺらぺらの板は壊れそうで旅行には向いていないと思う。

サーフボードは奥が深いと思うね。短いからとか、薄いからだけでテイクオフの難しさが決まるわけでもなく、同じような波でも全然波の上での走りが違う。

サーフィンは僕が環境の仕事をしたいと思った原動力の一つなので、今度もバリバリ続けていきたい。まだまだ、飽きることは無いだろう。