2013年11月27日水曜日

【告知】新しいブログ「赤い大地と僕の自転車」 ~1993年、8ヶ月、17500キロ、携帯電話無し、インターネット無し、独り言いっぱい、自転車でオーストラリアを一周~


やるやる詐欺でしたが、ようやく、20年前の1993年、8ヶ月、17500キロ、携帯電話無し、インターネット無し、独り言いっぱいで自転車でオーストラリアを一周したことを別のブログで書くことにしました。


1993年に8ヶ月かけて約18000キロを自転車でオーストラリアを一周しました。このサイトはその事を今更ながら、公開しようと思います。


この自転車旅行を行ったのは、ちょうど20年前のことです。自分でも段々、記憶がぼやけてきています。たまに友人を昔話をすると、「砂漠一面に花が咲いてさー」とか、「500キロを40リットルの水を積んて無補給で走ることがあったよ」とか、話が出てきます。ちょうど半年前の2013年7月9日に、一時帰国で日本に帰った時にも、同じような事がありました。中年になって、同じようなことばかり言うのも嫌だと思っていますが、昔話になり、20代に友人と居酒屋で楽しんでおりました。


その中のひとり、長島さんに、「その話面白いですね。本にしたらよいと思います」と言われました。他の人にも、「本にしたら絶対に買いますよ」と言ってくれました。研究者として、学術誌に論文を投稿はしていましたが、本を書くことには興味がありませんでした。特に、日本語で長文を書いた事がありませんので、自信もありません。しかし、20年経って、自転車旅行の曖昧な記憶が、綺麗サッパリ消えてしまう前に、本にするのは面白いかと思い始めました。初めて、本を書くには良い題材かも知れません。今はKindleで簡単に自主出版も出来ます。


そんなことをぼやぼやと考えつつ、一時帰国の本当の目的である親父の一周忌に出席するために、四日後に愛知県の実家に帰りました。一周忌は、淡々とすすみ、お坊さんのありがたいお言葉を聞いて終わりました。昨年、30代の最後に親父を無くすとは思ってもいませんでした。親父も60代であの世に行くとは思っていなかったでしょう。この一年、人生は短いなと思いっていました。「明日があるとは限らないな」と心の中でいつもつぶやいていた一年でした。親父は、おふくろとの旅行を内緒で企画していましたが、それは実現しませんでした。「僕はどうなんだろう。何かやってみようを思うことはないだろうか。」これも自問していた一年でした。


はなんとなしに、実家の自分の部屋だった所に行くと、本がぎっしり詰まった本棚があります。高校時代は全然勉強しませんでしたが、本は沢山読んでいましたので、その頃の本が今だに詰まっています。眺めていると、実家に帰ると時々開けてみる昔の日記達に目が留まりました。その中に、オーストラリアの自転車旅行の日記もありました。


二十歳の「カッコつけ」だったので、オーストラリアのビールのラベルとトップレスの女性のシールが張ってありました。20年後に客観的に見るとなんじゃこりゃで、何がかっこいいかわかりませんが、20歳の僕は必死にカッコつけしていたのでしょう。またなんとなしに、その日記をランダムに開けてで読んでみました。


「ほんとだ、面白いな。」


続きは、こちらから読んでください。
http://cycle93oz.takeshitakama.com/2013/11/blog-post.html

よろしくお願い致します。
2013年11月27
高間 剛 バリ島にて

2013年11月21日木曜日

緑のカーペットに囲まれた天然プール、Natural pools surrounded by green carpets ~バトボロン・ビーチの紹介、Introducing Batu Bolong beach ~


これは最近、バリ島のチャングーにあるバトボロン・ビーチにできたOldmansカフェの壁画です。Oldmansはバトボロン・ビーチにあるサーフポイントです。サーファーは場所でなく、波に名前をつけます。よく見ると、沢山のサーファーズ・トークが散りばめられていますね。
"昨日来るべきだったよ。"

"見た目より大きいよ。"

"1分は乗ったね。"

大事なの事は、どれも見栄っ張りの発言で、真実ではないことです。しかし、ぼくらはが毎日言っていますね。

とにかく、僕の一番大好きなバトボロン・ビーチです。



This is a wall painting of Oldmans cafe recently opened on Batu Bolong Beach in Canggu Bali. Oldmans is a surf point in the Batu Bolong Beach. Rather than a place, surfers name a wave. If you look closely, there are a lot of surfers' talks in the painting.

"You should have been  here yesterday."

"It's bigger than it looks."

"That one minute ride."

The point is they are all saying vain and not true. , However, it is what we are saying everyday.

In all, this is Batu Bolong Beach, my favorite beach. . 




今日は、波も天気も良くなかったです。雨季が来ていますね。僕は水に入れればそれで満足するので、ここでは1年で360日はサーフィン出来ると信じています。だから、僕が、海に入らないということは、誰ひとり海に入っていませんでした。

だけど、干潮時の岩の形成は素晴らしく、ロックプールも良いので、それに触れるだけでハッピーになれます。


Today, waves and weather was not good. I guess rainy season is coming. As long as I get into the water, I'm satisfied, so I believe we can surf here 360 days in one year. Usually, if I do not enter the sea, noone is in the sea.

But rock formation and rook pools are amazing, so I can be happy to just touch them.




今日の写真ではないですが、最高の状況だと、緑のカーペットに囲まれた天然プールが出現します。


These are not the pictures of today.  In the best situation, natural pools surrounded by green carpets emerge..





家の長男もサーフィンの後に温泉気分です。


My eldest son was also in a hot-spring-mood after surfing.



これは今日の写真ではありませんので、実際には、長男はヴィラ・ビジネス用のプールで遊んでいました。

These are not today's photos, so he was playing in the pool of our Villa for business in the reality.



それから、家にはコットン・ツリーがあるので、こんなオーガニック・コットンが芝生に落ちていました。今日も平和です。


Then, there is a cotton tree in my villa, this organic cotton fell onto the lawn. It is peaceful again today.







2013年11月20日水曜日

国連気候変動会議COP19の真の争点~「途上国と先進国の対立」、「謎の家具の出処」~



奥さんのヴィラ経営のための、家具探しに付き合わされております。バリは平和です。何故この家具の写真を出したかと言うと、今回の気候変動の話に関係があるからです。最後に説明します。

ここからは、気候変動に関する記事で、ご興味のない方は最後まで読み飛ばしてください。



ポーランドでは、世界的には既に関心事項ではなくなってきている国連気候変動会議COP19が開催されおります。ある意味、期待されたように、議論はすすんでいないようですね。

http://www.wwf.or.jp/activities/2013/11/1170719.html


問題点は、途上国と先進国の対立です。これは、二酸化炭素削減の「緩和策(Mitigation)」だけではなく、気候変動が起こってしまった世界に対応するための「適応策(Adaptation)」、そして、適応策でもカバーできないようなような、「損失と被害(Lost and damage)」にも及んでいます。

「適応策」や「損失と被害」は先日書いた汚染者負担原則もしくは、既存の国際開発論にもとづいて議論されるでしょう。これは、先進国が、汚染者もしくは援助者として、途上国の「適応策」や「損失と被害」をサポートし、途上国はもっぱらサポートされるといった明確なポジションがあります。

しかし、「緩和策(Mitigation)」の場合、サポートすることも含まれるが、争点は「途上国と先進国の排出量の割合」である。


  1. 途上国からしたら、「いままで、先進国が排出してきたから気候変動になった。だから、先進国が二酸化炭素の削減をするべきだ」。
  2. 先進国からしたら、「途上国からの排出量が増えてきているのだから、途上国も排出量を削減する必要がある」。


実は、これは開発し発展する権利の主張を議論しているわけです。開発するためのには、エネルギーが必要です。エネルギーの消費を上げなくても、開発ができるというのはキレイ事で、現在までに、比較でなく絶対値でそれを成し遂げた国は存在しないと思います。ちなみに開発とエネルギー消費を切り離す事をデカップリングといいます。上記の議論を言い換えると、以下のようになります。


  1. 途上国からしたら、「いままで、先進国がエネルギーを消費して、開発と発展をしてきた。だから、先進国はエネルギーの消費と発展をを我慢すべきで、途上国がエネルギーを使って発展する権利がある」。
  2. 先進国からしたら、「途上国は、エネルギーを急速に使いすぎて発展が早過ぎる、だからエネルギー消費を抑えてください。先進国の景気はよくありませんので、今後もエネルギーを使って発展を目指したいです」。



議論とは、「妥協の産物」であり、視点が違うとどちらが絶対に正しいといえません。しかし、議論の争点がよく分かる国際的なシンクタンクが出しているこのレポートを提示いたしましょう。


まず、下記のグラフを見ると過去150年で、EUは全体で27%の化石燃料からの二酸化炭素を排出してきました。しかし、90年代だけに限って見ると、16%に排出の割合が減っています。替わって、中国やインドなどの新興国が台頭してきています。

しかし、インドでも数%ですので、途上国グループからの各国の排出量はまだまだです。でも、中国は無視できないですね。




しかし、このグラフを見ると真の争点が出てきます。二酸化炭素の排出を化石燃料だけに限らず、森林伐採からの土地利用変化まで含めると、インドネシアやブラジルなども一気に重要度が上がります。そして、アメリカのやEUなどが排出した割合は16%程度まで一気に下がります。




一つ目のグラフから、私が思うのは、やはり途上国は、まだまだエネルギーを消費して開発する権利があると思います。しかし、きちんと排出量をモニタリングすることは必要であるとおもいます。減らすことを強要しないで良ければ、モニタリング自体は受け入られると思います。


2つ目のグラフから、真の論点は開発の質ではないかと思います。急速な森林伐採などは、気候変動問題だけでなく、生物多様性の問題も含んでいます。いまでは年間4万種の生物が絶滅しているという報告もあります。


結局、開発の質を問えば、排出量の話をしなくてはいけませんが、今までの再生可能エネルギーだけでなく、きちんとした開発をするための技術協力や生態系保全など、別の側面からのサポートもできると思います。もうすこし、そのあたりも議論されて報道されると良いなと思いました。


最後に、最初の家具の写真の話をしますね。この家具は古い船を再利用して作られております。


木材はすごく長持ちする材料です。うまく使えば何百年も持ちます。今住んでいて、ヴィラ経営を計画しているインドネシアのジョグロも築150年以上と言われています。できれば、こんな再利用木材を使って、森林伐採を減らしたいですが、難しいですかね。


2013年11月18日月曜日

ワールドツアーの終了。~「星を継ぐもの」、「Oikocredit」、「アジア開発銀行」、「気候変動適応策への投資」~


バリに帰ってきました。



一ヶ月続いたワールドツアーも終わり、ようやく一段落してバリ島で落ち着けそうです。過去一ヶ月の日程は以下のようでした。

実家(2日)⇒東京・長嶋さん(2日)⇒オックスフォード(2日)⇒ロンドン⇒(2日)⇒ストックホルム(3日)⇒機内泊(1日)⇒横浜(1日)⇒実家(1日)⇒バリ島(1日)⇒ロンボク島(3日)⇒バリ島(1日)⇒ドゥマゲッティ(5日)⇒マニラ(2日)⇒バリ島


バリに帰ってきて、インターネットが切断されていたので、久しぶりに腰を据えて、小説を読みました。何ヶ月ぶりに仕事に関係ない本を読みふけったことでしょう。ちょっと休憩です。読んだ本は、星を継ぐもの(Inherit the Stars)。疲れた時は、空想にふけるのも良いでしょう。2500万年に及ぶ、地球外生命体に関するSFですが、推理小説でもあります。事実だけに着目して、謎を明らかにするのは科学調査の正しい進め方で、為になります。

小説は、ベストセラー本でなく、ロングセラー本を読むべきです。


インターネットがないので、近所のカフェに来ています。



小鳥が迎えてくれます。癒やされましょう。



奥さんは、ヴィラ経営の為の、家の増築を進めています。




話をマニラに戻します。


マニラでは、以前お世話になった国際的なマイクロファイナンス基金のOikocreditアンディーさんにあってきました。



彼らのクライアントのマイクロファイナンス機関は太平洋にもたくさんあり、今回の台風でも多くの被害を受けたそうです。アンディーさんとは、3年前に、数カ所のマイクロファイナンス機関を一緒に訪れました。私利私欲が全くない悟りを開いたような人もいました。今どうなっているのでしょう。へこたれずに、再起してもらいたいです。





マニラの最後は、アジア開発銀行(ADB)の気候変動部や農業部のオフィサーの方たちに、気候変動のちょっとしたセミナーをして来ました。関心の最終目的地は投資であること、あらざる得ないことが国連機関よりは、目的をより特化した機関であると言えます。僕はそんな所が好きです。



気候変動の適応策は、対策ですので費用です。だから、各国はお金を払いたがりません。汚染者負担原則に基づけば、気候変動によって被害を受けた国は、賠償金をもらって、その使い方に指しずをうける必要はありません。交通事故にあって、被害者が賠償金をギャンブルに使ってしまっても、何か文句を受けることがないことを同じです。

これが正しいかどうか議論は続きますが、先進国がこの条件ではお金を払いたがらないのもわかります。何か気候変動の適応策が投資のインセンティブにつながれば、結果として途上国にお金がよりスムーズに流れると思います。現実主義者の僕はそれでも良いのではないかと思っています。

2013年11月14日木曜日

フィリピンでの気候変動脆弱性評価トレーニング ~「即興の評価」と「Hのポエム」~



ドゥマゲッティで気候変動の脆弱性評価のトレーニングをして来ました。ここは学生街です。特に1901年に開校したシリマン大学は世界各国から留学生や交換留学生が来る素晴らしい大学です。そこでトレーニングをおこないました。


まず、どんなことを学びたいか書いてもらったところを、「脆弱性評価の行う事を学びたいです(Learn to conduct vulnerability assessment)」と書いてくれたじゃありませんか。俄然、やる気が出てきました。先週のロンボク島でも、私の行った脆弱性評価のトレーニングが一番評価が高かったので、少し天狗になってしまいそうです。気持ちを引き締めましょう。




現地出身で年齢不問の同僚のアルバートは素晴らしいをファシリテーションを行ってくれました。ストックホルム環境研究所は本当に国際的だと思います。今のところ、日本人は僕だけです。バリ島に住んでいるのも僕だけです。


パワーポイントを使った講義は最小限にして、マニラ・ペーパと呼ばれる大きな紙を使って、一緒に実例を使って即興の脆弱性評価を行いました。これだけでは正確性にかけると思いますが、プロセスを始める取っ掛かりには良いと思います。気候変動はどんなに待っても、不確定要素はあまり減少しないでしょう。特に途上国ではそれは、顕著だと思います。それよりは、出来る事を始めるのが良いと思います。

それは、現在の脆弱性から考えてみるとか、ひとつの問題から初めて見るなどです。何度も言っていますが、災害と脆弱は違います。ですので、気象災害予測が無くても、脆弱性を調べる事は可能です。これを何度もしつこく言って、わかってもらうようにしました。





ロンボク島から一緒のイケメンで年齢不問のベンも、当然一緒です。また、当分逢えませんね。


最後に円陣組んで、ひとりずつ学んだことを述べて、糸玉を対角線上の人に渡します。その経路が、蜘蛛の巣のように絡みついていきます。見えないはずの人と人の繋がりがヴィジュアル化されて行きます。今回も高評価で、良かったです。評価はやはり緊張します。




地元のヒーローのアルバートは学生にインタビューされていました。



夕食後に、コース終了の証書を渡しました。




現地のサポートも最高でした。


それから、学生街だからかアート作品を見る機会がありました。このブログエントリーの最初の写真は全て、「H」の形で構図が出来ています。そして、それは、今回の「台風被害」の募金にも使われるようです。



何故、「H」の構図を使うかのかは、下記のポエムから来ています。

H is HELPING, HOPE, and  HAPPY
H is HI or HELLO
It could be HEAVEN
and even a HALO

H is for HILARIOUS, HUMBLE, and HEALTH
It could be in a HOLE or on a HILL
H is a HALL, a HOUSE, and a

HOME


文学は翻訳すると元の響きがなくなってしまいます。特に、Hの頭文字を使ったこのポエムを訳す意味はないかもしれませんが、簡潔に訳すとこんなかんじでしょうか。


Hは、手助け(HELPING)、希望(HOPE)、幸せさHAPPY()。
Hはハイ!(HI)やこんにちは(HELLO)。
それは天国(HEAVEN)であり、
後光(HALO)にもなりえます。

Hは陽気(HILARIOUS)、謙虚(HUMBLE)、そして健康(HEALTH)のためにあります。
それは、穴(HOLE )の中や丘(HILL)の上にあるかもしれません。
Hは、みんなの廊下(HALL)、家(HOUSE)、そして

家族の居る我が家(HOME)です。


英語のHouseとHomeの違いをうまく訳せたかな?


それから、今日はマニラに移動しました。ホテルの近くで、犬がお腹を道路につけて昼寝をして、その隣で子どもたちが勉強をしていました。暑いのに関心です。


そして、僕はその近所の床屋で散髪しました。250円ぐらいです。ジャカルタで髪を切ると400円ぐらいなので、マニラの方が安いのかな。

明日は、アジア開発銀行で、脆弱性評価の講義・セミナーを行います。
それでは!


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