2009年10月21日水曜日

国家戦略室の削減はたかがしれていいる!

国家戦略室が予算の削減を始めておりますが、まだまだ削減しなくてはいけないようですね。日本の国家予算は95兆円しかし、税収は40兆円もない。残りは借金になる。

ヨーロッパの国と比べると大きく異なる。英国の予算も70兆円あるが、税収でそのほとんどをまかなっている。

ニュースちょっと国家戦略室の活動をみた。大変だとは思うが、もう少し頑張った方がよい。

今まで官僚に予算編成を任せっきりだったところに政治家が判断を下すところを入れたところは、評価したい。結果、国家戦略室の担当分は各省庁で10%の予算の削減が見込まれるようであるが、今のままではこれ以上の削減が難しいように思うが。

削減を頼んだ各省庁の回答が「コピーの削減」や、「タクシーの削減」。

マスコミでもよく取り上げられる「コピー」や「タクシー」だが、実際こんなところを削減してもたかがしれている。もっと減らさなくていけないところが多くあるはずだ。だって、毎年50兆円近い借金をするのだから、タクシー代で解決する話ではない。本当に削減しなくてはいけないのは数億円の無駄なプロジェクトや助成政策のはず。

この島でも、おなじことがいえる。最近、役場の人と話す機会があったが、そこである大規模なプロジェクトの話になった。シンクタンクに頼んで出た経済効果は100億円!

そのアセスメントの手法をきくと、まさしく「合わすメント」。個人の落とす金が想像を絶するぐらいたかい。

これではこのプロジェクトも失敗するだろう。失敗しても責任者が出てこないのが公共事業の恐ろしさ。まだまだ借金は増えるのだろう・・・。

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