昨日のコンロの見学の後に、今度は太陽エネルギーを使ったランプビジネスを見てきました。この村には電気が通っていません。
そこで村人たちは電気ランプをこのプロジェクトから借ります。料金は一日5リラ。
電気は太陽パネルを使って充電します。太陽パネルの横で肥料になる牛の糞が干してあるのが面白かったです。
村の全景
数年前までは、国際機関が似たようなプロジェクトと東南アジアで行ったが上手くいかなかったとの話を聞いた。しかし、太陽パネル、LEDランプ、バッテリーの値段が下がりこのようなプロジェクトに採算が合うようになってきた。近所の商店でも灯油を使ったランプを一日5リラで貸している。経済的には上手く張り合っている。そして、灯油と違い火事になる危険もないし、匂いもない。同じ立場なら僕もこの電気ランプをかりるだろう。
そして、今度は街に出た。
この街には今話題のスーパー・グリッドの対局であるマイクロ・グリッドがある。電力はソーラーパネルでと発電機を併用している。
このお店は一日6リラ支払いマイクロ・グリッドから電気を調達している。
シバ神だそうです。
スタンジンは僕を未だに師と仰ぐが、仏教の話になると彼はグルとなる。
ちょっと前まで、太陽エネルギーは高すぎると言われていましたが、こんな田舎でも採算があるビジネスが成り立とうとしています。太陽エネルギーは小さく発電できるので、大掛かりな送電線を引くより必要最小限の電力を自前で発電するのにも良いです。
インドの話はとりあえず今回でおしまいにします。
また、不定期更新に戻ると思います。