2009年11月13日金曜日

環境省の「アセスメント」と「合わすメント」

環境省がいわゆる切れる子の調査を行うそうです。


最近はと言っても、僕が覚えている限りずーと「最近の子供は切れる」と聞きますが、この理由が遺伝や環境の影響があるのではないか考えて、調査してみようとなったらしいです。


多少無断研究のようにも思えるが、すればよいと思う。遺伝は環境の要因で無い結果になっても、環境省は発表してくれるのなら。


過去にも、環境ホルモンが騒がれた事があって、環境省が研究をしました。そのときの結果は、「環境ホルモンはしろ(問題なし)」でした。

多分世の中で言われているような問題は環境ホルモンといわれている化学物質からはないだろうとのことです。

環境省はあまり、天下り先もないので研究が増えた方がよいので、「環境ホルモンは問題がある」とした方が彼らには利益があると思うのだが、そうしなかったのはある意味よいのではないだろうか。

自分に不都合でも、それでも、きちんとその結果が発表する。


ここで言いたいことは、「環境ホルモンが存在するのか」とか、「切れる子が遺伝の問題なのか」と言ったことに正否をではなく、自分の不利になる結果を発表できるかどうかの重要性を言っているのです。


日本ではあまりよいシンクタンクがでない理由は、「自分の不利」になる情報を発表できないからだと思う。


つまり、「アセスメント」をするのではなく、利害にあった「合わすメント」をしてしまう。

今回の「切れる子」の調査でもはっきりと色眼鏡なしに結果を発表してもらいたい物です。

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