2009年7月6日月曜日

温室効果ガス観測の誤差

今日は欧州と日本の気候変動の研究者の集まりに欧州側として参加している。

一番興味深かったのは、日本が打ち上げた温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)の発表。今年の初めの打ち上げられてから、どうなんだろうと思っていた。

この衛星が画期的なのは、二酸化炭素の濃度を宇宙から観測できる点にある。今まで、局地的にしか二酸化炭素の濃度を確認できなかったが、「いぶき」からは全世界の二酸化炭素を計測できる。三日に一度同じ箇所を見て回るようだ。




上の図で、赤くなっている部分が二酸化炭素の濃度が高い所です。


なになに、確かに北半球の先進国で赤いですね。それから、サハラ砂漠で・・・・・。


えー!


そうなんですよ、サハラ砂漠に工場ができていてって事があるわけ無いので、これは誤差です。多分のサハラ砂漠の砂煙のよって、計測に使う赤外線の計測がおかしくなっている予想だそうです。

やはり、不確実性は残りますね。

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