2009年5月29日金曜日

サーフィンと個人主義

オックスフォードでは、大好きなサーフィンがほとんどできなかったので、日本に帰ってきてからは思う存分サーフィンをしている。この島ではサーファーみんなが顔見知りなので、常に「友達だけ」でサーフィンをしている状態なので気持ちがよい。

昨日も波よし、今日もよし。明日はあのポイントでぐりぐりのチューブが巻いているかもしれない。

サーフィンは個人種目のスポーツだけど、競泳やマラソンとは違い完全の「個人」のスポーツではない。波という自然が作り出す限りある資源を他のサーファーと分かち合い共有しなくてはいけない。さらに、サーフィンでは「地元優先」といった社会的ルールが存在する。そのため、一人で勝手にやれるスポーツではない。

サーフィンを通じて自然に関わるだけでなく、他人を尊敬(レスペクト)したり、譲り合いや共有する事を学ぶことができることはサーフィンのすばらしい所だと思う。

西洋社会に10年以上も生活していたので、かなり個人主義な思想をもっていたと思っていたがが、サーフィン中心の生活ができていなかったせいかもしれないと、友達と波待ちしながら思った。

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