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2016年5月1日日曜日

インドネシアでの気候変動適応策の資金調達に関する私の短い推薦  My short recommendation on financing climate change adaptation in Indonesai




金曜日にアジア開発銀行(ADB)の気候変動プロジェクトの最終ワークショップを行いました。過去1年、私は適応に関する金融マッピングと成功の要因を調べました。

私の推薦は、他のインドネシアの気候変動適応プロジェクトに適用できると思います。

グリーン気候基金(GCF)と適応基金(AF)は理論的には、良好な資金のはずですが、民間部門と適応活動を支援するために、それはあまりにも難しく、処理に時間がかかりすぎるでしょう。企業が応募するには、多くの場合に、仲介する団体を必要とします。もしあなたの適応活動が、ADBや国連などの大きな団体の確かな活動に関連しており、大規模な金融支援を必要とする場合は、これらの資金はまだ選択の一つになるでしょう。

あなたが政府でない場合は、気候変動基金(ICCTF)は良いオプションです。これは、助成基金であり、比較的簡単かつ早く処理されます。これは、地方政府のために開かれていないですが、彼らは大学や企業と提携することができます。

あなたが大規模な資金を必要としない場合は、CSRやマイクロファイナンスを考慮すべきでしょう。政府の意向を確認したり、「200ページの占いみたいな」提案書を書く必要がありません。

学んだ私の人のレッスンは以下の通りです:

1)ADBは「銀行」であるので、金融需要・供給を評価する事は彼らのビジネスの一部です。

2)ケース、タスク、およびスケジュールはしばしば変更され、多くの場合、これらは、最後の最後で決まりました。これは、インドネシアで活動するようには、柔軟でなければならない事を思い出しました。

3)私はこの国際プロジェクトの唯一の外国人でした。この場合には、その地域の言語を使用することがはるかに効率的です。私はよりインドネシア語を学ぶ必要があります。

最後に、CCROMは良いローカルコンサルタントのチームであり、今後も彼らと一緒に仕事ができるように願っています!


We had the final workshop for an Asian Development Bank (ADB)'s climate change project on Friday.  The last 1 year, I worked on a financial mapping and success factors on adaptation.

My recommendation can be applied for other climate change adaptation projects in Indonesia.

Green Climate Fund (GCF) and Adaptation Fund (AF) will be, in theory, good funds to support adaptation activities with private sector, but it will be too difficult or takes too long to process.  It needs an intermediate for companies to apply, in most cases.  If your adaptation activities are related to the bankable activities of bigger players such as ADB and UN and need significant financial supports, these funds are still your option.

Climate Change Trust Fund (ICCTF) is a good option if you are not a government.  It is a grant fund and has relatively a simpler and faster process.  It is not open for local governments, but they can team up with universities and companies.

If you do not need a large fund, you may consider CSR or microfinance.  You neither need to check a government intention nor make a 200-page-fortunetelling proposal for this option.

My person lesson learnt are as below:

1) As ADB is a "bank", assessing financial demands and supply are a part of their business.

2) Cases, tasks, and schedules changed often and often these were arranged in the last minute. This reminded me to be flexible to work in Indonesia.  

3) I was the only foreigner in this international project.  In this case, it is much more efficient to use their local language.  I should learn more Bahasa Indonesia.

Lastly, CCROM is a good local consultant team and hope to work with them more!




2015年9月23日水曜日

気候変動適応は地面か上流で働くか? Working at the grand or at the upstream with climate change adaptation




「地面で作業するのではなく、上流で問題を解決する」 ストックホルム環境研究所で、数ヶ月にメリンダ・ゲイツ女史から聞いた印象的なスピーチでした。これが、気候変動への適応なら、私の応答はYesですが、NO!で、しかし、Yes、でもあります。。昨日はアジア開発銀行のワークショップで、気候変動適応の資金調達について少しスピーチをしました。


気候変動適応の多くの問題は、非常にローカライズされているので、一つの銀の弾丸ですべてを解決すること困難です!しかし、もし、5千万ドルを持っているなら、全国的なマイクロ保険/金融を設定するかもしれません。これはコミュニティレベルまで届く上流の解決策になるからです。また、これは民間での資金調達にもつながります。新しい不況が来るかもしれないときに、一番最初に予算がカットされそうな、CSRを頼りにすることはできません。適応策とは、私たちの生活やビジネスの一部なので、実際の行動に組み込むべ出来です。また、収益性は適応活動をより持続可能にすると思います。


"Not working at the ground, but working upstream to solve the problem"  It was impressive speech I heard from Ms Melind Gate a couple months ago at SEI - Stockholm Environment Institute​.  My response is yes, but NO!,.... and but yes, too, if this is for Adaptation​ to climate change.  I made a little speech about financing climate change adaptation yesterday at a workshop held by Asian Development Bank​.


Many problems are highly localised for climate change adaptation, so it will be difficult to find a silver bullet fixing everything with one single shot!  However, if I have a 50 million dollar, I may set up a nation wide micro-insurance/finance as this can be an upstreaming solution going down to the community level.  Also, this connected to my another point on financing with the private sector.  We cannot rely on CSR too much as this may be 1st budget will be cut when the new recession comes.  Adaptation is a part of our lives and businesses, so it should be integrated into their operation.  Also, profitability will make the adaptation activities more sustainable.



2013年11月18日月曜日

ワールドツアーの終了。~「星を継ぐもの」、「Oikocredit」、「アジア開発銀行」、「気候変動適応策への投資」~


バリに帰ってきました。



一ヶ月続いたワールドツアーも終わり、ようやく一段落してバリ島で落ち着けそうです。過去一ヶ月の日程は以下のようでした。

実家(2日)⇒東京・長嶋さん(2日)⇒オックスフォード(2日)⇒ロンドン⇒(2日)⇒ストックホルム(3日)⇒機内泊(1日)⇒横浜(1日)⇒実家(1日)⇒バリ島(1日)⇒ロンボク島(3日)⇒バリ島(1日)⇒ドゥマゲッティ(5日)⇒マニラ(2日)⇒バリ島


バリに帰ってきて、インターネットが切断されていたので、久しぶりに腰を据えて、小説を読みました。何ヶ月ぶりに仕事に関係ない本を読みふけったことでしょう。ちょっと休憩です。読んだ本は、星を継ぐもの(Inherit the Stars)。疲れた時は、空想にふけるのも良いでしょう。2500万年に及ぶ、地球外生命体に関するSFですが、推理小説でもあります。事実だけに着目して、謎を明らかにするのは科学調査の正しい進め方で、為になります。

小説は、ベストセラー本でなく、ロングセラー本を読むべきです。


インターネットがないので、近所のカフェに来ています。



小鳥が迎えてくれます。癒やされましょう。



奥さんは、ヴィラ経営の為の、家の増築を進めています。




話をマニラに戻します。


マニラでは、以前お世話になった国際的なマイクロファイナンス基金のOikocreditアンディーさんにあってきました。



彼らのクライアントのマイクロファイナンス機関は太平洋にもたくさんあり、今回の台風でも多くの被害を受けたそうです。アンディーさんとは、3年前に、数カ所のマイクロファイナンス機関を一緒に訪れました。私利私欲が全くない悟りを開いたような人もいました。今どうなっているのでしょう。へこたれずに、再起してもらいたいです。





マニラの最後は、アジア開発銀行(ADB)の気候変動部や農業部のオフィサーの方たちに、気候変動のちょっとしたセミナーをして来ました。関心の最終目的地は投資であること、あらざる得ないことが国連機関よりは、目的をより特化した機関であると言えます。僕はそんな所が好きです。



気候変動の適応策は、対策ですので費用です。だから、各国はお金を払いたがりません。汚染者負担原則に基づけば、気候変動によって被害を受けた国は、賠償金をもらって、その使い方に指しずをうける必要はありません。交通事故にあって、被害者が賠償金をギャンブルに使ってしまっても、何か文句を受けることがないことを同じです。

これが正しいかどうか議論は続きますが、先進国がこの条件ではお金を払いたがらないのもわかります。何か気候変動の適応策が投資のインセンティブにつながれば、結果として途上国にお金がよりスムーズに流れると思います。現実主義者の僕はそれでも良いのではないかと思っています。

2013年11月11日月曜日

フィリピン台風の被害から気候変動を考える~今後の台風、現在の対応、開発としての対応、そして「損失と被害(Loss and Damage)」~



スウェーデンの仕事で、フィリピンに気候変動・脆弱性のトレーニングで来ているのだが、その直前に今年最大で、もしかしたら上陸した最大の台風がフィリピンに直撃してしまった。被害の詳細は分からないが、1万人をこす死者が出ているかもしれない。東日本大震災の死者数と行方不明者数の合計が2万人ぐらいである事を考えると被害の規模がわかる。

明日話す事になるだろう「気候変動と台風の被害」についてまとめてみたい。まず、IPCCが出した極端現象に関するスペシャルレポート(SREX)には、地球温暖化によって台風の数が増えることについて「明確な証拠は出ていない」としています。

今回な、気候変動の脆弱性に関する議論です。ご興味のない方もいると思いますが、重要ですのでよろしくお願い致します。


この見解の元になったであろうレポートが世界気象機関から出ています。



このレポートでは複数のデータを使って、嵐の発生状況のトレンドを出しています。統計的に「10年でひとつ減る」トレンドを出しているのは1つのデータだけですが、全体に減少方向にあるように見えます。しかし、日本で台風とカテゴリされる最大風速が34ktのカテゴリ4と、国際的に台風とされる最大風速が64kt以上のカテゴリ5だけに限定すると、増えてきている可能性があります。しかし、これもデータによって違っています。


しかし、さらに詳しく見てみると興味深いことがわかります。南シナ海で発生する台風の数は減少方向ですが、フィリピン海での発生は増える可能性があります。そして、それに伴い、台風の進路も日本海又は太平洋に向かうものが増えてきます。



まとめると、地球温暖化によって勢力が強い台風が増える可能性があります。そして、それはフィリピンから日本と韓国に向かって進んでくる可能性が高まってきました。しかし、この見解には不確定要素が沢山詰まっています。つまり、はっきりしないということです。


こんな状況で、将来の台風への対策はどのようにしたら良いでしょうか。全ての対策は、人や金銭の資源の分配です。ですから、不確定な気候変動による台風に、資源を集中することはあまり良くないと思います。それでも、下記の二点に関しては確実に対応することが出来ます。

1)現在の脆弱性に対応する。

気象現象が大きく変わると今に固着する事は危険ですが、フィリピンなどでは今回の災害を含めて、現在も台風に関して脆弱であると言えます。同じ台風が日本に上陸した場合も、1万人の被害が出たでしょうか。私はそうは思いません。

なぜ同じ災害にあっても、ある地域は影響をうけやすいかを調べることは出来ます。そして、それに関して対応することが出来ます。例えば、今回は高潮の影響が大きかったそうです。月並みですが、避難を出来るような高台の避難所や、より多くの地域に避難を勧告できるラジオなどの仕組みをつけることで、次の台風に対応できるかもしれません。

2)現在の開発ニーズと合わせた対応をする。

気候変動の適応策には「開発へのメインストリーム化」が話されています。そして、適応の進め方を災害への対応を捉えるのではなく、開発の一環として考える議論もあります。

この場合、適応策を現在の開発ニーズに合わせてすすめることも考えられます。例えば、気候変動に関係なく、教育に対する開発ニーズがあるとします。この時、気候変動もしくは気象災害も同時に教育することにより、開発へのメインストリーム化が達成されます。もしくは、台風の発生に関係なく、道路整備のニーズが有るとします。道路を整備することにより、台風が来た場合により素早く、避難出来るようになると考えられます。

教育に関しても、道路整備に関しても、重要な事は、「台風の気候変動がなかったとしても、もともとニーズが有ったもので無駄にはならない」ということです。

おまけ:「損失と被害(Loss and Damage)」の対応

ちょっと蛇足ですが、その他、最近では、適応策でカバーできない「損失と被害(Loss and Damage)」にどのように対応するかも議論され始めています。今回のケースも、フィリピンの現状からの変化を考慮して、適応策だけでは対応できない気がします。その対応とは、気候保険や災害ボンドになると思います。これは、以前は適応策の枠組みで議論されてきましたが、「損失と被害(Loss and Damage)」へのツールとして考えられてきていると思います。この辺は今ポーランドで議論されるのではないでしょうか。気象の保険は個人的にはすごく興味を持っています。

過去にこんなことも書いています。

2012年10月24日
チョット前に、「天候インデックス保険はアフリカの貧困農家に有効か、気候変動の適応策として有効か」、質問を受けたので、その事を記載しておこう。元の英語と自分で行った和訳を載せておきますね。 天候インデックス保険は、数理モデル ...
2009年10月02日
このニューヨークタイムスの記事はエチオピアのマイクロインシュランス(保険)を扱ったもので、僕も少なからず関わったものだ。この保険は年間約5ドルで来年の種を保障する。保険は気候モデルに連動しているおり、周辺で干ばつが何かの ...
2009年11月21日
その村人にどの様な保険が必要かといった調査が以前行われた。調査対象となった村人によると、一番の問題点は農作物は食料である。その為、一番必要とされた保険はやはり、農業関係の保険であった。健康などへ関しての保険のニーズ ...

今回は専門的な話になってしまいました。わからないことがありましたら、ご連絡頂いて構いません。

2012年10月24日水曜日

天候インデックス保険はアフリカの貧困農家に有効か、気候変動の適応策として有効か ~A good strategy, but not a silver bullet~


チョット前に、「天候インデックス保険はアフリカの貧困農家に有効か、気候変動の適応策として有効か」、質問を受けたので、その事を記載しておこう。元の英語と自分で行った和訳を載せておきますね。

天候インデックス保険は、数理モデルによって作られた天候指数(インデックス)によって、保険の支払いを決定する仕組みである。詳しい、下記のサイトを参照して頂くか、私の大昔のブログ記事でも読んでみてください。「保険」を検索すると出てきます。




下記で「XXX」の部分は、ある組織を示していますが、伏せ字にしてあります。

まずは、私が受け取った質問:


I wanted comment on the Africa Risk capacity ( pooled drought insurance facility). The XXX was working on it with African Union - modelled after the Caribbean Risk Insurance Facility (CRIF). ・・・省略・・・ I was talking to the Malawi rep, she said they would probably not make it to the threshold (for the payout) every year as only parts of the country gets stricken by droughts more regularly . So rather than handing out hefty premiums every year it might be cheaper to invest the same money in other social protection schemes for the drought-affected in the chronically-affected areas...

アフリカリスクキャパシティ(干ばつ保険機構)についてのコメントしてもらえますか。 XXXは、アフリカ連合と カリブリスク保険ファシリティ(CRIF)をモデルとして取り組んでいます。・・・省略・・・私はマラウイ担当者に話して、彼女は国一部は定期的に干ばつに襲われるので、おそらく毎年の保険が支払われるしきい値に達しないと述べた。だから、毎年多額の保険料を配るよりも、慢性的に干ばつの影響の影響を受ける地域で、他の社会的保護スキームに同じお金を投資したほうが安いかもしれない...


But I suppose the ARC still has it benefits if there is a big drought but I reckon most of Africa is now suffering from chronic problems even the mildest droughts can send people over the edge, so is it worthwhile investing in an expensive venture like this?
Would love your thoughts on this.

しかし、私は、ARCはまだ大きな干ばつがある場合は、それが利益をもたらすが、私はアフリカのほとんどは現在慢性的な穏やか干ばつから、人々が苦しんでいるとおもいます。そのため、このような高価なベンチャーに価値のある投資ですか?あなたの意見を聞かせてもらえませんか?


私の回答:


About the comments, I assume this is about weather index-based insurance for agriculture.

コメントについては、これは天候インデックスベースの保険農業の事であると仮定しています。

This insurance have several advantages, which you might have heard during the workshop already.  If it works well, it does not need to monitor impacts in the field, will not change farmers' behaviour, etc.  For example, if a farmer has a damage-based insurance, they may get lazy when it is likely to be drought, but this will not happen with weather index-based insurance as they may still harvest sufficient yield while a payout happens if s/he puts efforts during a drought.  Because of this, this may works well in advanced countries where a model for payout is accurate enough.

この保険は、すでにワークショップで聞いたことがあるかもしれいくつかの利点を持っています。例えば、これがうまくいけば、被害を監視する必要はありませんし、保険によって農民の行動を変更することはありません。例えば、農民が被害ベースの保険を持っている場合は、干ばつになる可能性が高いとき、彼らは諦めて怠惰になるかもしれないが、これは天候インデックス保険では、保険の支払いが発生しても、それとは関係なくまだ十分な収量を収穫する可能性があるなら、干ばつ時にも努力します。このため、支払いのためのモデルが十分に正確である先進国ではうまく機能します。


In other words, if it is not possible to make a good model for the weather index-based insurance, the insurance become a mere gamble.   For example, if a model is not accurate, the model may decide not to make a payout when there is bad yield and vice verse.  I guess as the XXX hires international experts for the workshop you attend and a model they use for the payout calculation, the model development process will be decent.  But, if data to develop model is not accurate and available, even best experts cannot develop a good model.  Bad weather data is quite common in developing countries.  Even in the relatively developed countries like Indonesia, I have seen missing and inaccurate data.  I think many weather station data in Africa are available only in paper, so it will be difficult to be utilised.  Also, even if there is a good data and model, the data is not relevant to farmers signing for the index-based insurance, this will miss-estimate payout.  For example, in Northern Ethiopia where it is quite dry and mountainous, the climate may be different within 2 kms, i.e. you may get drought, but the next village may not (micro-climate).  So, even if there is a very good model and data, the program may not pay insurance as its reference station does not show a drought while there is a drought in your village.

言い換えれば、天候インデックスベースの保険のためのよいモデルを作成することが出来なければ、保険は単なるギャンブルになります。モデルが正確でない場合、モデルは収穫が悪い時に、保険の支払いをしないと決定するかもしれないし、その逆もしかりです。XXXはあなたが出席するワークショップ、や、保険の支払い計算に使用するモデルのために国際的な専門家を雇うでしょうから、モデルの開発プロセスは多分まともでしょう。しかし、モデルを開発するためのデータが正確でなかったり、利用できない場合は、最高の専門家でも良いモデルを開発することはできません。悪天候のデータは、発展途上国では一般的です。インドネシアのような比較的に途上国の中でも進んだ国でさえ、不明や不正確なデータを見てきました。アフリカの多くの気象ステーションのデータは紙面でだけ保存されているので、利用することが困難でしょう。また、良いデータとモデルがある場合でも、データがインデックスベースの保険の契約をした農家と関係がない場合、支払いの推定を失敗します。たとえば、北部エチオピアではかなり乾燥した山岳地帯であり、気候は、2キロ内では異なる場合があります。すなわち、あなたは干ばつを受けるかもしれないが、隣村は干ばつがないことがあります(微気候)。だから、仮にあなたの村で干ばつがあったとしても、非常に良いモデルとデータがある場合に、参照される気象ステーションで干ばつが確認されない場合、保険の支払いはされないでしょう。

I am not sure what is the situation for the Malawi rep, but these may be the case for her/him. As the Malawi rep recognized that index-based insurance option is not as cheap as other people think.   Equally, it should not be easy.  As making a model to calculate payout will be expensive and difficult in developing countries where there is not quality and relevant data and experts developing the model. So, the insurance model is not cure-all approach.

私はマラウイ担当者の状況がわからないですが、これらが彼女/彼の現状なのかもしれません。マラウイ担当者が理解したように、インデックス・ベースの保険オプションは他の人が考えるほど安くはないでしょう。同様に、それは簡単ではありません。保険の支払いを計算するためのモデルを開発する事は、質が良く、関連するデータや専門家が存在しない発展途上国で困難です。ですから、この保険モデルは万能薬アプローチではありません。

However, the good thing is scalability and reversibility especially with climate change, I think.  I said weather index-based insurance is not cheap, but probably cheaper than making a lot of irrigation systems.  Also, if the micro-climate is not significant, you can implement the insurance program in large area rapidly with the same model.  With XXX, they may get a good model for areas with little micro-climate with almost no cost to locals.  The payout will be calculated annually, so it is hard to say how much climate change has to be taken into their consideration, but when they modify the model, it will be effective simultaneously where the model is applied.  Also, dams and irrigation system can be a good adaptation strategy for climate change if there is some precipitation, but if the area is getting drier and drier, this can be a wrong approach for livelihood, i.e. mal-adaptation.  Dams and irrigation will have environmental impacts and will be difficult to remove.  In contrast, insurance program can be removed, so it is reversibility, when agriculture is no longer relevant to a particular area.

しかし、拡大性と可逆性が、特に気候変動とは良いと思います。天候インデックス保険は安くはないと述べたが、灌漑システムの多く作るよりもおそらく安いでしょう。微気候が重要でないという場合は、同じモデルで急速に大面積で保険プログラムを行うことができます。微気候が重要でない地域では、XXXにより、地元の人々にほとんどコストがかからずに、良いモデルを得ることができるでしょう。ペイアウトは毎年計算されますので、それに気候変動がどれほど考慮される必要があるかは言い難いです。しかし、モデルを変更されたとき、モデルが適用されている項目は同時に有効になります。また、降水量がある程度ある場合には、ダムや灌漑システムは、気候変動のための良い適応戦略になりますが、土地がどんどん乾燥していく場合、地元民の生活のためには間違ったアプローチ、すなわち不良適応になります。ダムと灌漑は環境への影響を有することになり、除去するのが困難です。これとは対照的に、農業がもはやその領域に必要ない場合、保険プログラムは除去することができ、それは可逆性であるといえます。


So, in short, the weather index-based insurance is good where "good" data and model is available.  Otherwise, it may not be necessary to be a cure-all solution for African farmers.  Also, there is a good potential in the insurance system, so I think the approach should not be demolished completely since they may still need sometime to improve a model, educate farmers, get consensus with authorities.


したがって、簡単に言えば、天候インデックス保険は"良い"データとモデル化が可能な場所に有効です。それ以外の場合は、アフリカの農民のための万能なソリューションであるとは限りません。また、この保険制度は良い可能性があります。彼らはまだ当局との合意を得、農民を教育し、モデルを改善するために時間が必要であると思いますので、このアプローチは完全に解体されるべきではないと思います。



I did not write much on the issue farmer training or other problem like "leading to mono culture", but I am sure you can find these issues easily.  If you like to know a good successful case, you may ask HARITA project with Oxfam and XXX.  I think it is a good successful case for weather index-based insurance for poor Ethiopian farmers.  I know people in Oxfam who used to work on the project.


農家研修や単一栽培につながる問題などの他の問題にはあまり書きませんでしたが、あなたが簡単にこれらの問題点を見つけることができる確信しています。もし、良い成功事例を知りたい場合は、オックスファムとXXXにHARITAプロジェクトを尋ねるとよいでしょう。それが貧しいエチオピアの農民のための天候インデックス·ベースの保険の良い成功例だと思います。私がプロジェクトに取り組んでいたオックスファムの人を知っています。


As the bottom-line, we should take this insurance just as a strategy for poor African farmers, but not be excited too much as a silver bullet.

ボトムラインとして、我々は貧しいアフリカの農民のための戦略の単なる一つとして、この保険を取り扱う必要があり、特効薬として使われることにあまりエキサイトするべきではないでしょう。

2012年2月23日木曜日

インドに行って来ました4。~太陽エネルギーを使ったランプビジネス~





昨日のコンロの見学の後に、今度は太陽エネルギーを使ったランプビジネスを見てきました。この村には電気が通っていません。

そこで村人たちは電気ランプをこのプロジェクトから借ります。料金は一日5リラ。







電気は太陽パネルを使って充電します。太陽パネルの横で肥料になる牛の糞が干してあるのが面白かったです。


村の全景

数年前までは、国際機関が似たようなプロジェクトと東南アジアで行ったが上手くいかなかったとの話を聞いた。しかし、太陽パネル、LEDランプ、バッテリーの値段が下がりこのようなプロジェクトに採算が合うようになってきた。近所の商店でも灯油を使ったランプを一日5リラで貸している。経済的には上手く張り合っている。そして、灯油と違い火事になる危険もないし、匂いもない。同じ立場なら僕もこの電気ランプをかりるだろう。


そして、今度は街に出た。




この街には今話題のスーパー・グリッドの対局であるマイクロ・グリッドがある。電力はソーラーパネルでと発電機を併用している。





このお店は一日6リラ支払いマイクロ・グリッドから電気を調達している。


シバ神だそうです。



 美味しそうなお菓子が並んでいましたが、僕には甘すぎの気がします。



スタンジンは僕を未だに師と仰ぐが、仏教の話になると彼はグルとなる。





ちょっと前まで、太陽エネルギーは高すぎると言われていましたが、こんな田舎でも採算があるビジネスが成り立とうとしています。太陽エネルギーは小さく発電できるので、大掛かりな送電線を引くより必要最小限の電力を自前で発電するのにも良いです。


インドの話はとりあえず今回でおしまいにします。

また、不定期更新に戻ると思います。

2010年1月22日金曜日

小規模のマイクロファイナンスのファンドへの適切なプロダクト・デザインを考える

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このマニラの滞在記は、Living in Peace(http://www.living-in-peace.org/)の活動と、グラミン・ファウンデーションの「Bankers without Borders」プログラム(http://www.grameenfoundation.org/take-action/volunteer)の一環でとして行っている。
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適切な、プロダクトデザインをする事は、DDを適切に行うことと同じかそれ以上に重要な事である。まず、マイクロ・ファイナルのファウンデーションがが小さい場合は特に気を付けるひつようがある。地元のMFIコンサルタントに話を聞いたので、小さいファウンデーションがリスクとあまり取らないで済むような、プロダクト・デザインの方法の例を述べる。

まず、ファウンデーションが小さい場合、失敗する事が許されない。一回の失敗も許されないである。だから、必要ないリスクはとらないことが鉄則である。以前に記述した、グラミン・ファンデーションが行っている保険のような「保証」仕組みを使う、又はMFIに使うこともひとつの方法である。それでも、100%を保証を得ることは出きないだろう。

まず、小さいファンデーションは、小さいMFIや貧困層が多い地方がのローンプロジェクトを普通のファンドの仕組みから行うのは危険度が高いと思われる。つまり、小さいファンドは、まず大きいMFIに融資することが一番安全と思われるその地域のトップ8の大きさのMFIを狙うと良いとアドバイスをうける。それでも、もちろん、上で述べているように、MFIの選択には最善の注意を払いべきある。危険度低いMFIを決定した後に、適切なプロダクト・デザインに入る。

例えば、GFは初めてのパートナーに融資する時は、1年で5万ドルから開始する。その後、そのMFIへの融資の危険度が妥協できるレベルとわかれば、この融資の規模を上げる。Oikocreditもニ度目の融資から、金利を下げたり、ソーシャル・パフォーマンス・マネージメントを奨励して、それを採用することにより、金利を下げたりする。

さらに、リスクを回避する貸方と返却の方法がある。一度に全額貸してしまうのと、借りるのファウンデーションにもリスクが大きし、借りたMFIにも負担が大きい。一度に全額かしてしまって、そのMFIや周辺の状況が変わり、返済能力に変化が出た場合、このファウンデーションは何も対応することが出きない。MFIのローンは返済時にも進んでいる。その為、全額一気に返すことはそのMFIには困難か、ローンの調整を長期間かけて行っていないと不可能である。

その為、貸出も返却も部分的に行う方が双方の為である。例えば、500万円で2年の場合で説明する。この場合、この500万円を4分割する、そして、はじめに4分の1の125万円を貸す。そして、45日後にレポートを提出してもらう。このレポートはモニタリングの始まりである。レポートによって、ローンが適切に使われていたかどうか確認する。ひつようなら、検証をおこなう。3ヶ月後に一旦この貸し出したお金を返却してもらう。その間に、金利だけでも毎月払ってもらっても良いだろう。そして、その時、今後もこのMFIに融資することが問題ないのなら、この時貸しだしの上限を250万円に引き上げる。もし、問題があるなら、そこで、融資を終了するとの連絡を取る。こうして3ヶ月ごとに融資の上限を上げていく、そして、3ヶ月事に125万円を返却してもらう事により、彼らの返却能力を確認し続けることができる。1年後には貸し出しの上限は最高になっている。それから、一年かけて、4分の1ずつ返却してもらう。この方法だと、MFIも必要ないときは、ファンドを借りるひつようがなく、無駄な利子を払うひつようも無い、さらにMFIも急に全額の返却を求められないので、返却を計画的にできる。

大事なことは、MFIは常にファンデーションからお金を借りなくてならないため、彼らへのレポートの報告やメールや電話の返答などを行うインセンティブがはたらく。さもなくば、彼らはメールなどへ返答しなくなる可能性も十分にあるとGFのクリストファー氏は言っていた。しかし、この内容はMFIごとにも、ファウンデーションの方針によっても変わるだろう。OikocreditはRevolvingといわれる定期的な返却を求めるファンドを他の国ではすでに行っているが、フィリピンでは行っていない。今後は行う予定こと事。現在のところ、返却能力の確認の為、彼らは、モニタリングとは別に、融資を開始してから初めの3ヶ月後に現地に出向いて、状況を把握する。これは流石に骨がおれる。これなら、インセンティブがうまく働く、Revolvingのローンをデザインする方が賢いやり方だと思う。

2010年1月14日木曜日

ソーシャル・パフォーマンス・マネージメントの市場

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このマニラの滞在記は、Living in Peace(http://www.living-in-peace.org/)の活動と、グラミン・ファウンデーションの「Bankers without Borders」プログラム(http://www.grameenfoundation.org/take-action/volunteer)の一環でとして行っている。
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今週の会議で思ったことは、「ダブル・ボトムラインを狙う事にマーケットはまだ反応していないが、グラミン・ファウンデーションは存在しない市場をつくるつもりなのだろうか」。

存在しない市場とはソーシャル・パフォーマンス・マネージメント(SPM)を気にする市場である。前回説明したグラミン・ファウンデーション(GF)の取り組みで現在のお金を請求出来ているのは、直接投資、不履行を保障する業務、それから、ローンの取引を自動化する為のコンサルティング業務。投資が「貧困層の軽減」に役立つ様にする為のコンサルティング業務、すなわちソーシャル・パフォーマンス・マネージメントはお金を取れていない。「貧困層の軽減」がマイクロ・ファイナンスの目的であるが、実情はMFIとしての経営の持続化と、投資の安全な回収に力が注がれている為だろう。SPMをすることに、投資を管理する投資銀行に意味を見出していないので、MFIにSPMを要求しない。同じ様に、MFIもSPMをすることが、経営の持続化と関係がないので、彼らもSPMをする必要がない。


「存在しない」と書いたが、SPMをコンサルティングする事にお金を取れている会社もある。前回説明したダンの会社だ。しかし、それはほんの一握りある。ここで、これらのコンサルティング会社やグラミン・ファウンデーション(GF)はビジネスのルールを変えようとしている。投資銀行に「SPMをきちんとしているMFIに投資をすれば、投資の安全な回収につながりますよ」とか、最低限「CSRとして意味がありますよ」と教育する。そして、MFI側にも、「SPMをすることは、MFIの経営の持続化につながりますよ」とか、最低限「MFIの存在する意味は、貧困の削減ではないですか」と議論する。彼らが無料でSPMのワークショップを行うことはこの為である。そして、願わくば、金銭の回収率だけでなく、社会的な貢献度合いもマイクロ・ファイナンスのディー・デリジェンシー(DD)に入れていくこともこれらのコンサルティングの会社やGFは望んでいる。ここでも、ナイーブに「いいことをしよう」という考えだけでなく(実はそうなのかもしれないが)、SPMを投資銀行やMFIが気にするようになれば、GFにも新たなビジネス・チャンスが回ってくる。ビジネスのエコシステムが広がっていくのである。


ソーシャル・パフォーマンス・マネージメントについては、GFで働きながら学んでいくので、その都度書いていくが、SPMは、社会的ミッションを実務に変換させる制度化したプロセスである。それは、社会的ゴールを決めることや、これらの目的への前進をモニターして、パフォーマンスと実行を改善するために情報管理なども含まれている。ほとんどのMFIsには明確なソーシャル・ミッションをもっているが、このミッションは計画的で管理された戦略の一部としてめったに進められない。マイクロファイナンスのソーシャル・ミッションは、自動的に行われているとしばしば思い込まれているが、実際は他の金融機関と同じく、戦略とは資金の回収する事だけである。金融のゴールと同様に、MFIsが社会的な業績を評価し、モニターし、管理することができれば、ソーシャル・ゴールをよりうまく達成することができるだろう。しかし、同時にそれを行うことが、不履行の削減や利益率の上昇などの金融のゴールの足かせにならないことも必要である。

GFなどは、まず「社会的ミッションを追求する事が、金融のゴールの足かせにならないこと」をワークショップなどを通じて広げていこうと思っているようだ。そのロジックは以下の通りだ。

マイクロファイナンスで「社会的ミッションを追求する事」とは、貧困の削減である。貧困がある地方のなどでマイクロファイナンスが進まない理由は、貧困層はローンを返却する能力がないとみなされているからだ。つまり、これは不履行するリスクが高くなる可能性があるので、「金融のゴールの足かせ」になりうる。しかし、GFのクリストファーさんは「地方の貧困層は返却する能力は低いかもしれないが、返却する意志は強いので、そこを見れば、不履行率が必ずしも上がるとはいえない」と言っている。地方では都市部と違い、複数のMFIが事業を行っていないというか、MFIがないところがほとんどだ。その状況では、貧困層は不履行をして、あるMFIのメンバーをやめて、別のMFIのメンバーになることはできない。つまり、セカンドチャンスがないので、不履行が許されない。この状況では、不履行しない意志は確かに強いかもしれない。前回紹介した神父ジョービックさえ、「今日半分しか家族が食べるものがない状態でも、不履行すると、次のローンをするのチャンスががなくなるので、不履行はするべきではない」と言っていた。

つまり、財務評価以外を見ることにより、貧困層に貸し付けを行うことが、思われているほど、リスクが高く無いことを証明できるかもしれない。SPMは「社会的ミッションを追求する事」を助け、結果的に財務の評価を落とさないかもしれない。そして、彼らは貧困層がいる地方で、マイクロファイナンスを推し進めることができるかもしれない。そして、SPMが「社会的ミッション」と「金融のゴール」の両立をすることを可能であることを証明することができて、それを投資銀行が理解するならば、SPMをすることの意味がMFI業界に現れて、GFなどの仲介業者やコンサルタントにも新しいビジネスチャンスが生まれるのだろうか。

別の見方をすれば、SPMが「金融のゴール」をの追求を助けるかどうかは長い目で見るひつようがある。環境問題に関わる立場から一つ例をあげよう。20世紀の終りの頃に、シティバンクなどの大手の銀行は環境に配慮しない投資に対して、避難をうけた。多くの学生は、シティバンクのキャッシュカードを切り捨て、シティバンクの利益は大幅に下落した。この事実をうけて、大手の金融機関は自主的にプロジェクトファイナンスを管理・モニターする仕組みを作った。赤道原則と呼ばれる、この仕組みはIFCのセーフガードをベースに作られて、500万ドル以上のプロジェクト・ファイナンスを行う場合、金融機関のシンジケートは環境・社会インパクトアセスメントを自主的に行うことが決めた。詳しくは、http://www.equator-principles.com/

赤道原則はCSRだが、彼らも過去の失敗から、環境・社会に配慮しないと、「金融のゴール」に影響をうけるのがわかってきて、強制されるよりはと、自主的に原則をつくったのだろう。赤道原則は縛りがないと批判を受けるが、彼らが、「環境と社会的ミッションを追求する事」にインセンティブは発生している。そして、もし、彼らがきちんと赤道原則に従えば、融資をうけて、プロジェクトを思考する団体へは、これらの投資銀行からのシバリが発生する。つまり、この段階で、「自主的」なものから、「強制力」がある取り決めになる。これは、MFIのSPMでも同じではないだろうか。投資銀行がSPMをCSRの一環として始めれば、それが自主的な物であっても、融資の条件として渡された時には、「強制力」のあるものへと移っている。

一年ほど前に、世界銀行が、赤道原則を元にした、ルールをMFIにも作る予定だ、といったニュースを読んだ。GFなどの、ローカルの仲介業者やコンサルタントは同じことをボトムアップで試みている。成功すれば、SPMコンサルティングの市場開拓なので、ここでもインセンティブが発生している。トップダウンにしろ、ボトムアップにしろMFI版の赤道原則を見てみたいな。

2010年1月11日月曜日

フィリピンの今のところの生活

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このマニラの滞在記は、Living in Peace(http://www.living-in-peace.org/)の活動と、グラミン・ファウンデーションの「Bankers without Borders」プログラム(http://www.grameenfoundation.org/take-action/volunteer)の一環でとして行っている。

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写真は、左から、クリストファーさん、ダンさん、僕、神父さん。噴火の後のマヨン山の前にある教会。





番外編として、日本の家をでてから、今までのフィリピンの生活をまとめてみる。

フィリピンに着いたのは、1月4日。田舎暮らしをしている僕はまずフェリーにのって、本土の飛行場に行かなくてはならない。正月明けであったので、フェリーは非常に混んでおり、ござをかりて通路で2時間過ごした。この時点で途上国に行くメンタルの準備ができた。フェリーは二時間で、フィリピン行きの飛行機は3時間ちょっと。どれだけ、フィリピンが日本に近いか、僕の島が日本から遠いか思い知らされた。

グラミン・ファウンデーションが勧めたホテルは、特別よくも悪くもなく、何故か各駅停車するエレベーターを除けば十分満足できる。インタネットは無いので、その夜から、無料のWifiを目当てに近くのマクドナルドの入り浸る様になる。これが良くなかったのか、体の調子をすぐに崩してしまった。ホテルの近くにある。Green beltと呼ばれるショッピングセンターは日本や欧米のショッピングセンターと比べても素晴らしい雰囲気をもっていた。そこで、いつも使っているモレスキンの偽物のノートと、安い携帯電話を20ドルぐらいで購入。携帯電話は1ヶ月後に10ドルで買戻してくれる約束をした。とりあえず、ノートと携帯電話を手に入れて、仕事モードは完成した。

グラミン・ファウンデーションは元々はアメリカを中心にして活動していて、アジアへの事業拡大と、クリストファーさんのフィリピンへの帰国計画があったので始まった。その後、従業員は6人まで増えたが、それでもひとつのオフィスを借りるには小さいので、別のMFI関連の会社とオフィスをシェアしている。高層ビルの12階のオフィスがあるので眺めは最高。しかし、昼飯の選択は非常に乏しい。ついてから、数日はこことマクドナルドの非常に栄養価の乏しい食べ物を食べていたので、具合を悪くしてしまったのだろう。周りをもう少し見れば、アジアやスペインなどの美味しそうなレストランが並んでいる。街の発展度合いも、田舎暮らしの僕には、東京とあまりかわりは無いように思える。

もう少し、真面目に答えて、アフリカへ調査によく行っている僕がみて、マニラを非常に発展してるように見える。道路は整備されていて、巨大なスラム街も街の中に見えない。これが、アジアとアフリカの差なのかな。モザンビークの首都の数カ月前にいったが、道路は穴ぼこだらけだった。

3日目にマヨン山の近くのMFIを予備調査に来た。マヨン山は数週間前に、3年ぶりに噴火したことで、日本でもニュースになっていた。家族に、フィリピンに行くと行ったと時、「大丈夫、マヨン山はマニラから遠いから全く危険は無いよ」と言っていたが、今そのマヨン山の真横にいる。これを書いている現在も日本の家族はその事を知らない。教えないことが優しかとも思う。マヨン山は日本の富士山とそっくりで美しい。夜には今でも、赤い火口が見えて本当に美しい。うちの妻と同じで、危険なものと何故か美しい。宿は神父ジョービックの教会で、無料泊まらせていただいている。申し訳ないがありがたい。彼の教会はちょうどサンフランシスコが発見された頃に立てられた教会で、マヨン山を一望できる素晴らしい歴史のある教会だ。トイレの水はでない、シャワーは水だけ、ゴキブリが部屋にいるが全然気にならない。ある意味オックスフォードを思い出す雰囲気をもっているのが嬉しい。僕が寝た部屋は、神父の勉強部屋。本棚を眺めてみた。読んでいる本を見ると、その人の本心が見えると思う。宗教系の本に混じって、戦略的マネージメントの本もあった。彼が起業家に見えるのはこんなところからきているのかもしれない。



話を戻すと、マヨン山にあたりの来たのは、神父ジョービックが設立したMFI(SSPA)を視察するためだったが、その他にも色々な人に会えたのは良かった。地元の大学には、マイクロファイナンスで応募出来そうな助成金のコーチングをした。地元で銀行を経営している人に、観光をかねて、彼の銀行からMFIのローンを借りているところに連れていってもらえた。前回の記事にも何度か描いたダンに会えたのは非常に大きい収穫だろう。神父ジョービックのMFIは再来週にPlanet Ratingによって、レイティング審査を受ける。そのトリップに同行出来る話が出来ていたが、それが危うくなった。ぼくがフィリピンに来た一番の理由はDDに似た調査方法を学ぶためだ。今のところ、グラミン・ファウンデーション、オイコ・クレジットからはOKが出ているが、一番楽しみのしていたのは、Planet Ratingとのトリップだった。それが無理になりそうになったとき、ダンさんが「俺がおしえてやるよ」と言ってくれたのは嬉しかった。彼の、マイクロファイナンスの戦略的マネージメントのプレゼンを見たら素晴らしかったので、ダンさんのところから、DDに似た調査方法を学べるのなら、すばらしい。


ハーバードのケネディスクールでMBAをしたダンさんも、マジンガーZの英語の吹き替えが初めての仕事だったらしい。その話を聞いた後に、彼は僕のヒーローになった。マジンガーZに勝てるのは、リアルにガンプラに夢中だったガンダムだけですね。それで、夕食時に話が一気に盛り上がった。みんなで腹を抱えて笑った。気持ちよく仕事をするには、技量より、パーソナルな結びつきだと常におもう。彼とはうまくやっていけそうだ。もう一つ盛り上がったのは、「タクザ」。タクザとは、ヤクザよりもパワフルで、メンバーも多い団体のようです。逸話的な統計では、98%の既婚者の旦那はタクザのようです。


タクザとは、「妻を恐れる旦那」のスラングだそうです。僕もタクザになりますって、いうか昔からにメンバーだったと思います・・・。彼の言ったボトムラインは「俺らはキングになれるが、妻はいつもエースだ」です。わかるかな~。

2010年1月10日日曜日

MFIはもっと貪欲であるべきか

マニラに帰ってきたので、1月7日のメモ。

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このマニラの滞在記は、Living in Peace(http://www.living-in-peace.org/)の活動と、グラミン・ファウンデーションの「Bankers without Borders」プログラム(http://www.grameenfoundation.org/take-action/volunteer)の一環でとして行っている。
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今朝4時起きで、あるMFIの視察に出かけた。数週間前に富士山に似た山が噴火したと、日本でもニュースになっていた場所である。その前に、現地でマイクロファイナンスをコーディネートをしているダンさん(Dan Songco Pinog ME)と、教会系のMFIを設立した神父ジョービック(Fr. Jovic E. Lobrigo)と、GFのクリストファーと朝食で、MFIの利益率の話になった。

ダンさんはMFIはもっと利益率を追求するひつようがあると言っていた。彼のロジックは、利益率を追求しないと、MFIは安心して、貧困層にローンを提供できない。マイクロファイナンスが飽和しているといわれているのは、貧困層にMFIが向いていないからだと。つまり、利益率が上がれは、内部補助(Cross subsidy)をして、貧困層にもローンを提供できるというロジックだ。しかし、問題はこのロジックはオートマチックではない事だ。利益率を目指して大きくなることに目標にいるMFIは、利益率が上がればもちろん、自分のMFIが大きくなる事にその利益を使うことになる。「十分に利益率がでたら、貧困層にもローンを提供できる」といっても、ボトムラインが違うのだら、その「十分になる」時期は将来も現れないだろう。

つまり、開発の考え方をしっかりと持っているMFIが大きくなるか、利益率を追求しているMFIの考え方をかえるしか、ビジネスと開発のダブル・ボトムラインを達成できることは無いだろう。神父ジョービックのMFIは前者の開発のスピリットを持ったMFIだ。

ここの事務所を尋ねたのでまとめる。

Simbag SA PAG-Asenso. Inc.(SSPA)は15年前に神父ジョービックによって、設立された、7年前に教会から独立したが、それでも、教会系のMFIとしてのステータスを色々なところに残している。例えば、資金は教会から安く借りて成り立っている。そして、センターミーティングのはじめに聖書を読む時間が割り当てられている。現在、23,000のローンメンバーがおり、19の支所があり、181人のスタッフと抱えている。ローン・オフィサーのキャパシティは一人当たり300人のメンバーと考えられている。ひとつの支所には5-7人のローンオフィサーが配属される。そして、19の支所があるので、最高で28500から39900人のローンメンバーを受け入れることができる計算になる。つまり、稼働率は80%から57%になってしまう。利益率をそれほど求められない為の非効率性でもあるとも考えられる。これが、ダンがいっている「利益率をあげろ」といわれるゆえんである。

ここのマイクロ・ファイナンスはローンだけでなく、マイクロ預金や生命保険もおこなっている。不履行率は2%だが、フィリピンは災害がおおいので、タイフーンなどにより、不履行率は変化する。例えば、2006年のタイフーンの災害の時は不履行率が5%まで上昇した。このMFIのメンバーであることをやめる、ドロップアウト率は14%で、フィリピン平均の30%に比べると非常に良い状況である。この低いドロップアウト率は、メンバーに成っていることによる付加価値にあると思われる。例えば、メンバーになって、1年たつと奨学金制度に参加する事ができる。その他にも色々は、付加価値があるが、その他にも、教会系ののMFIであるために、メンバーのロイヤリティが高いことも考えられる。平均、年間1000の新しいメンバーがこのMFIに参加している。金銭的には、これは大体1千万ペソの増加である。現在、それほど、アグレッシブに成長を期待しているわけではないが、アグレッシブに成長するなら、農業の関連の保険やローンに進出する必要がある。

SSPAが現在持っているローン・プロダクトは、家の改修等のローン、生計の為のローン、マルチ・パーパスのローンで、月2%の金利が掛かる。これは、マイクロ・ファイナンスの市場価格考えると非常に低いものに成っている。それは、上記の述べたように教会から低い金利で資金を借りることができるからである。これらのほとんどのローンはグラミン方式のグループによるものである。小さいローンは個人のローンであるが、かれらはそのうちにグループ・ローンに移ることを期待されている。

このMFIはインフォメーション・マネージメント・システムを持っているが、GFがうりにしているMOFOSの様なオンラインのシステムではない。インタネットのコストが下がっているので、オンラインのシステムを導入することも大いに考えられると言っていた。ローンのデーターは紙からコンピュータに毎日入力されるので、支所では毎日、情報が更新される。しかし、これらのデータが集められてCEOの机に届くまでには2週間の時間がかかる。オンラインのシステムが導入されれば、この時間がさらに短縮されるだろう。それから、一つ支所に行った時に気づいた事だが、貧困の度合い、過去のローンが目的どおりに使われたどうかの値などのローン以外の情報は紙のまま保存されており、ローンの情報と重ねて分析する事ができない。これは非常にもったいないとおもう。データはそこにあるのに、コンピュータで読める情報になっていないので、将来のローンをデザインする事に使われることは無い。

ローンオフィサーは、センターミーティングを日に二回こなす。二回という数も、クリストファーにすると少ないそうだ。実際、SSPAも昔は日に三回行っていたそうだ。ここにも効率性を改善する余裕がある。しかし、その為にダブルボトムラインのもう一方の「開発の為にマイクロ・ファイナンス」の質が悪くなる可能性のある事を忘れては行けない。この「センターミーティングを日に二回」は組織で統制と取れている。それはMFIに、組織としてのセンターミーティングの方針があるということなので、評価出来る部分だろう。これが、ある支部は2回で、ある支部は3回だと、MFIの組織として評価がさがる。ここはDDで見てもいいところだと、クリストファーさんは言ってくれた。

1回のセンターミーティングは、約2時間。クリストファーさんの常識だと、大体一回30分なので、いかにSSPAがセンターミーティングに時間を掛けているかがわかる。2時間かかる理由に、聖書を読む時間がある事や、付加価値の奨学金の話も混じっているので、時間が掛かると言っていた。1回のセンターミーティングには、30から60人のメンバーが参加する。グループ・ローンなので、5人が集まて、ローンオフィサーとローンの内容や金額を決める。センターミーティングはこのように、ローンの契約をむすぶまでに仕組みであって、契約後に変更をすることを話しあわない。っていうか、ローンの契約は6ヶ月程度なので、変更する仕組みの必要ないのだろう。

全体の印象だが、SSPAは社会的意義の為に投資するなら、最高のMFIだとおもう。しかし、彼らは民間からのお金をひつようとしていない。資金を受けても、かなりセレクトした後だ。投資銀行から融資を受けて、利益率の向上を迫られて、彼らのしたいマイクロ・ファイナンスができなくなるのを恐れている。個人的には、途上国は自分たちのペースで開発を進めればいいと思う。さもないと、なんの為の開発なのか分からない。すべての事でスピードを競う必要は無いのではないだろうか?急がせるのは、先進国同士の開発エゴや、投資銀行の利益率の為なのか?そんな事を考えさせられるMFIだった。

2010年1月6日水曜日

グラミン・ファウンデーションのコンサルティング業務

後半でグラミン・ファウンデーション(GF)の金融(直接投資)以外のコンサルティングかそれに近い業務について話を聞いたので、まとめてみました。

GFのコンサルティング的な仕事で大きな部分を受け持つのが、シアトルにベースを置く、テクニカルの部署。彼らはこれらの事業をテクニカルと呼んでいるが、内容はIBMやアクセンチュアの様なソフトウエアの開発と戦略的マネージメントをあわせたコンサルティング業務だと解釈した。このテクニカルな部門は大きく分けて、「MFI」と「開発」のテクニカルに分けられている。


「MFIの為のテクニカル」の作業とは、個人ローンの取引のオートメーション化である。現在のところ、95%のフィリピンのローンは紙とペンで行われている。しかし、最終的に、これらの情報はExcelなどの電子的なデータに落とされる必要がある。この「紙」から「電子データ」への移行に入力ミスなどが入り込む余地が大きい。その為、この部分をオートメーション化するソフトウエアをGFのシアトル部署が制作した。

このソフトウエア、MIFOS.orgはJAVAで書かれたオープンソースのソフトウエアである。MFIは無料でダウンロードでき、運用も可能である。しかし、現実には、ほとんどのMFIはMIFOSを使う技能がないので、MFIがサポート無しに運用している例は殆ど無い。結果的には、MIFOSを使用する為に、MFIはGFにコンサルティング料金を支払ってインストールからトレーニングまでを発注することになる。これはオープンソースのソフトウエアのLinuxを使ったコンサルティング業務をおこなうIBMと似たビシネスモデルだと考えられる。

このコンサルティング業務はシアトルの欧米の運用費用をカバーする必要があるので、途上国のMFIには値段が高額に設定されている。この高額な料金に対する批判を受け、GFはある特定のMFIがMIFOSを必要としているかどうかの意思決定をサポートする業務を始めた。この業務は以前はMIFOSとは独立して行われていたが、今はMIFOSを使うかどうかの意思決定の為だけでに行われている。


もう一方の「開発の為のテクニカル」とはもっとエンド・ユーザーに対してのサービスである。しかし、クライアントはMFIであることにかわりはないし、サポートするレベルも戦略的な意思決定である。例えば、マイクロファイナンスが成長事によって、マイクロファイナンスが慈善事業ではなく、持続可能なビジネスであることは証明された。しかし、その結果、貸し付け先も、不履行が起こりにくい事業を中心とした物に集約されて、貧困層への貸し付けは意図的に無視されてきている。その為、GFはMFIに対して、これらの無視されてきたエリアで、持続可能なビジネスを行うためのコンサルティング業務を行っている。

具体的な例として、バングラデシュのグラミン電話の業務を真似て、貧困層が携帯電話を公衆電話の様に使用する業務や、携帯電話で市場価格を調べ、一番良い時期に農作物を売る事を助けるビジネスモデルをMFIにを紹介する。これによって、MFIは貧困層でもビジネスを行える可能性がある事学ぶ。そして、ここでもシアトルの部署は携帯電話のソフトウエアを制作したりと、重要な部門を占めている。


それから、金融業務でも少し書いたが、社会的なパフォーマンス・Social Perfomance Management(SPM)を分析するコンサルティングも初めている。上にも述べたが、MFIは持続可能なビジネスとの認識はできている。しかし、MFIは本来、貧困層の開発サポートを目的に始められた事業である。その為、貧困層の削減に役立っているかどうかの分析が必要になってくる。現在行われている分析は、逸話的な質的な分析は、大学などがエコノメトリックの手法を使った大掛かりな物のどちらかである。後者はMFIには技能がなく不可能は分析方法である。その為、ワシントンのGFはこれらの中間の分析方法、Poverty Index、を開発した。

このインデックスは、各国の国勢調査を元に、ある家庭が貧困かどうかを判断するそれほどデリケートではない10の質問項目を確率的に選択した。この10の質問を行えば、収入などを長期間なモニタリングをしなくても、ある家庭が貧困である確率を測定できる。収入などに長期間モニタリングに比べて、大幅にコストの削減が見込まれる。さらに、簡単に質問事項であるので、同じ家庭を期間を開けて質問をすることによって、「マイクロ・ファイナンスによって貧困層の削減は行われたか」を分析可能になるかもしれない。現在はまだ、十分は時系列のデータが揃っていないので、この分析はまだ不可能である。

この分析方法も無料で公開されており、MFIは独自に行うことが可能である。しかし、十分に分析方法を理解しないままに、この分析を行っているMFIも多い。現在、GFをSPMのコンサルティングとして雇う例は多くない。その場合も、クライアントはMFIより他のコンサルティング会社の場合が多い。

最後に、昨年からGFはHuman Capital Developmentなるものを進めている。これに関しては、過去のブログに書いたのでそれを参照することに致します。


【グラミン財団の方針から学ぶ、カリスマ会社の問題点】
http://blog.takeshitakama.com/2009/11/blog-post_12.html


このプログラムも現在は、コンサルティング業務としては開発段階であり、このプログラムにMFIが料金を払うかどうかは未知数である。

2010年1月5日火曜日

グラミン・ファウンデーションの過去5年とこれから



グラミン・ファウンデーション(GF)に今日到着。はじめにGFの過去5年と今後の計画を聞いたのでまとめる。

グラミン・ファウンデーションは1997年にワシントンに作られたマイクロファイナンス関連の機関。名前の使用やはじめの投資などをグラミンから受けているが、グラミン銀行とは一線と置いている。その為、グラミン銀行とは別の哲学やアプローチを持っている。例えば、GFはマイクロファイナンス以外の活動も視野に入れている。アジアでは香港がHQだが、実質フィリピンが活動拠点になっている。


グラミン・ファウンデーションのその他の説明は、彼らのWebに載っているので省きます。www.grameenfoundation.org/


GFの過去のアプローチは、ターゲットの国を決め、そこの5つぐらいのMFIにターゲットをしぼり、彼らの活動をサポートする。サポートする内容は大きく分けて、ファイナンス・プロダクトと、テクノロジー。


ファイナンス・プロダクトのサポートとは、MFIにビジネスプランをださせて、それが良ければ、直接投資する。その時に同時にマネージメントのアドバイスなどもおこなう。テクノロジーとは、Loan Trucking Systemで、これに関してはあまり説明は受けなかった。

この今までの方法は、GF側としては、あまりうまくいかなくなってきた。今までサポートしてきたMFIはとても大きくなってきたので、GFが直接投資する割合が、彼らの全体の投資金額から見て、非常に少なくなってきた。その為、彼らの投資のインパクトが薄れている。例えば、フィリピンで一番大きいMFIの一つであるCARDは20ビリオン・ペソの資産を持っている。


その為、GFは別の方法でMFに関わる方法を考えついた。直接MFIに投資する「金融プロダクトを機関」へのサポートから、「セクター」へのサポートである。サポートするレベルも金融だけでなく、ソーシャルパフォーマンス、ヒューマンキャピタルなどに広げられた。

「セクター」レベル、もしくは成長したMFIに対する、この新しい金融サービスはGrowth Grantee Programeである。

上に書いたように、古い大規模なMFIは成長したので、彼らへの直接投資はインパクトにかける。彼らが、ファンドを取ってくるべき相手は、シティバンクなど民間銀行である。そして、GFの新しい役割は保険機構の様に民間銀行のファンドの不履行を保障する事である。例えば、民間機関が100万ドルのファンドをCARDに提示した場合、その50%の50万ドルのファンドの不履行を保証する。つまり、CARDが不履行を起こした場合、シティバンクなどははじめの50万ドルをCARDではなく、GFから回収する事を約束する。

もし、不履行がない場合は、その50万ドルの保証の為に、GFはなんのお金も用意する必要は無い。もし、不履行が起これば、アメリカの裕福層が支払うことになっている。その裕福層も不履行が起こらなければ、何も支払う必要はない。今までに不履行が起こったことは無いので、誰も支払いはしてないことになる。しかし、この保証があるので、シティバンクなどの民間銀行はMFIに投資をする時に安心感を得ることができる。

GFもこの保証を仲介することで、CARDなどのMFIに、料金としてファンドの3%請求する。この料金にはアドバイス料やシティバンクなどへの交渉料も入っている。一口のファンドは500万ドルぐらいである。


これとは、別に今までの直接投資も引き続き行われている。この直接投資ののプログラムはPionner fund。


ファンドのサイズは5000ドルから300,000ドルと断然に小さい。対象は小規模で新しいMFIか、大きいMFIでも田舎での活動に力を入れているところになる。つまり、上記の民間銀行からのファンドが取りにくいところに、これらの直接ファンドが使われる。

ファンドの利回りは年3-6%で2-3年のプロジェクトである。その後、この新しいMFIはPionner fundを卒業して、Growth Grantee Programeに参加することを期待されている。

どちらのプログラムでも、金融アドバイスの業務を行うが、今現在そのサービス自体に料金はついていない。サービスの料金設定がきまったり、ライセンスの取得ができれば将来、これらの業務を独立したサービスとして立ち上げる可能性も残している。

その他、個人的な資本だけでなく、社会資本の育成にも力を入れる構えである。例えば、社会的投資はなんであるかの説明、金融レポートの書き方、レイティングに関してのワークショップを開いている。これらのワークショップのターゲットはMFIなどの需要側と、民間銀行や政府などのファンドの供給側とあわせて行われる。

2009年11月21日土曜日

エチオピアのマイクロインシュランスの「問題点」と「興味深かったこと」


http://www.jointokyo.org/ja/programs/catalogue/social_economy_in_africa_with_ilo/

公開セミナー: アフリカにおけるソーシャルエコノミー(社会的経済) 

2009年11月25日 午後15:00 から18:00 (日本時間)

国際労働機関(ILO) 駐日事務所と世界銀行東京開発ラーニングセンター(TDLC)は2009年11月25日、アフリカにおけるソーシャルエコノミー(社会的経済)に関する公開セミナーを共催します。東京会場はTDLC、ビデオ接続先はアディスアベバです。ソーシャルエコノミー(社会的経済)は経済的ニーズおよび社会的目的双方の拡充を目指すものです。


セミナーでは、アディスアベバからILOアフリカ総局次長・ユルゲン・シュベットマン氏が、協同組合、マイクロファイナンス、マイクロインシュランスなどアフリカにおける社会的経済の促進及び拡大に向けた取り組み、そして2009年10月に南アフリカで行われた国際会議 “社会的経済: 世界危機に対するアフリカの対応”の成果を報告します。またILOアディスアベバ事務所社会的金融専門家・ジュディス・ヴァン・ドールンが、「アフリカにおけるディーセント・ワーク実現のためのマイクロファイナンス」についてプレゼンテーションを行います。引き続きアフリカ・日本、そしてアジアにおける社会的経済について、アディスアベバと日本の専門家たちによるパネル討論を予定しています。


エチオピアのマイクロインシュランス関係のフォーラムがあるようです。
丁度、エチオピアのマイクロインシュランスの章を書いているので、少しをまとめて見ます。

エチオピアの貧困層を助ける仕組みでマイクロファイナンスは早くから使われてきた。IDDRIといわれる、葬式の資金をプールする仕組みは以前からあったので、途上国だからといって、金融が無かったということはない。正式なマイクロファイナンスのプログラムとして、1994頃からエチオピア政府は貧困層向けに負債を100%カバーする制度を始めたが、これはやはり貧困層が借金を踏み倒す要因になってしまうので、廃止された。その為に、資産をもたいない貧困層は連帯保証制度に頼るしかなく、エチオピアのマイクロファイナンスはグループで借金をする仕組みがほとんどである。マイクロインシュランス(小規模保険)はマイクロファイナンスのインフラや仕組みを通常使われるので、ここがベースとなる。
その村人にどの様な保険が必要かといった調査が以前行われた。調査対象となった村人によると、一番の問題点は農作物は食料である。その為、一番必要とされた保険はやはり、農業関係の保険であった。健康などへ関しての保険のニーズがあるだろうが、十分は食料がないことが健康を害することに繋がっているので、これは当然といえば当然だろう。


今現在、農業の保険の仕組みで一番良いとされているのは、Weather Index based
Insurance。つまり、ある気候のインデックスによってペイオフがされる仕組みである。この仕組みについてはちょろっと以前に書いた。http://d.hatena.ne.jp/euro-envi/20091002
もう少し、詳しく今度書いてみよう。


気候インデックス保険のインデックスを作るには、30年ほどの気候データーが必要とされているが、Oxfamのプロジェクトでは現状は7年ほどのデータしかないようです。さらに、そのデータも信頼性はよくないようです。それでは、ペイオフが実際の損失の連動しない可能性が高いので、ギャンブルになりかねないですよね。


つまり、気候インデックスを使った保険の需要は田舎の農村地で高いのですが、その需要が高いところでは気候インデックスを行う為のデータが不足している。結果として、気候インデックスを使った保険は:

- 需要があるところで行った気候インデックスを使った保険は、データが良くないので成功しない

- データがあり供給しやすいところで行った保険は、パイロットプロジェクトでは成功だが、広範囲では成功するのかあやしい


のどちらかになると思います。


「需要もあって、データもある」状況を作り出す事でOxfamが行ったことで興味深かったのが、コミニュティーに自分で雨量を取らせることです。


子供が使うようなプラスチックの容器で雨量を測定するのですが、それを見たときは「こんなもので大丈夫か?」と心配しましたが、自動計測器との誤差は2.2%でした。ポリシーホルダーと測定者が同じという問題もありますが、コミニティー自身がマイクロインシュランスのプロジェクト・デザインに直接関わることができるのだと学びました。


ここでも、現地の人を「子供」扱いするのではなく、彼らの「能力を信じること」が大事だと思いました。


それでは


http://d.hatena.ne.jp/euro-envi/searchdiary?word=%CA%DD%B8%B1&.submit=%B8%A1%BA%F7&type=detail

「保険」の検索結果 - ヨーロッパから環境事情 (オックスフォードの環境博士の日記)


もちろん、「事前対策」や「事後対策」がだめだといっているわけではない。災害直後には、保険の支払いの計算などしているのでなく、無償の援助が必要だろう。ただ、もっと規模に左右されにくい対策があったらよいと思う。そこで僕は途上国での保険に興味がある。保険のプロジェクトを立ち上げるのに、多くの建物を建設する必要ない。保険の支払いは、メディアや政治に注目されなくても支払われる。

こんなところでも、公民の関連というか、民間(保険)の役割が出てくると思います。それに、無償の援助と違うので、自力でがんばる試みを育てる事になると思います。


http://d.hatena.ne.jp/euro-envi/
ヨーロッパから環境事情 (オックスフォードの環境博士の日記)


保険は気候モデルに連動しているおり、周辺で干ばつが何かの指数で実測されれば、自動的に保険が入る仕組みになっている。これはこれで問題が無いわけではないが、モデルが正確に干ばつを指定できなければ、干ばつの指数が実際の被害と連動していなければ、この保険はギャンブルにしかならない。

2009年11月12日木曜日

グラミン財団の方針から学ぶ、カリスマ会社の問題点

本職とは別に、日本のNPOに参加しており、その関連でグラミン財団の資料を翻訳した。




一番気になった部分はマイクロファイナンスにに関係なく、会社のマネージメントに関して:

- 「人的資本センターは、MFIsの間でより戦略的な人事管理を助長しようとします。」

- 「例えば、多くのNGO(非政府組織)のように、MFIsは組織のリソースでは手が届かないような結果を達成するために、しばしば人望と社会的ネットワークに優れたカリスマ的指導者によって運営されています。」

- 「都合の悪いことに、しばしばこれらのエグゼキュティブ・ディレクターの強みのため、MFIsは中間管理の能力を向上させることにめったに投資しません。」

- 「そして、リーダーの引退の最初の波が押し寄せてきている今、MFIsの組織の生存能力に疑問が入ってきています。」


実際、こうなんだよね。MFI(マイクロファイナンス機関)やNPO・NGOだけでなく、多くの中小企業がこんな感じ。実際、これはこれで当面は問題では無いのだが、これでは成長に限界があるとおもう。成長に関しては、Appleのスティーブ・ジョブの様に例外もあるかも知れないが、そのカリスマが倒れたときはどうするか、これは、Appleの様な例外も避けて通れない。


とんがって、やれるとこまでやるのも良いが、中小企業から一歩抜け出すのには人脈や統率力は組織化する必要があると思う。ワンマン会社は外から見ている分は面白いが、僕個人としては働きたくないです。

スマップがいつまでも人気があるのはメンバーの全てがスターだからだと思う。ワンマンバンドより、需要が必然的に多くなるだろうし、それ以上にメンバーもスマップとして残っていくことにやりがいを感じると思う。ワンマンバンドでは、「ワンマン」以外の人は参加しても面白くないだろう。おこぼれからの金銭的満足は別ですが。


中間管理能力自然と身に付くものなんでしょうか?

2009年10月2日金曜日

エチオピアのマイクロインシュランスに見るギャンブル性



このニューヨークタイムスの記事はエチオピアのマイクロインシュランス(保険)を扱ったもので、僕も少なからず関わったものだ。この保険は年間約5ドルで来年の種を保障する。保険は気候モデルに連動しているおり、周辺で干ばつが何かの指数で実測されれば、自動的に保険が入る仕組みになっている。これはこれで問題が無いわけではないが、モデルが正確に干ばつを指定できなければ、干ばつの指数が実際の被害と連動していなければ、この保険はギャンブルにしかならない。

マイクロ保険の可能性は高いと思う。しかし、以上の事を冷静に考える必要がある。一般の記事を読むとこの事を書いているものがあまりにも無さ過ぎる。

2009年7月2日木曜日

【告知】「カンボジアの児童売春問題解決へ向けて~子ども達の未来を守る~」

それからもうひとつ告知。僕はメールベースの活動ですが、このNGOのスピードと行動力はすごいです。勉強にそれほど興味がなくても、実行委員の人たちと話をしてみると楽しいですよ。


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Living in Peace 主催 勉強会  http://www.living-in-peace.org/

かものはしプロジェクト青木健太氏が語る

「カンボジアの児童売春問題解決へ向けて~子ども達の未来を守る~」

【7/6(月)19:00~20:30@千代田プラットホームスクエア】

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「児童買春問題」

あなたはこの言葉を耳にしたことがありますか?

「10代の子どもが強制的に売春宿で働かされている」

これはカンボジアやタイなどの国で日常的に見られる光景です。

児童買春は、貧困が原因で起こる悲劇です。

中でも、国民の約34%を1日1ドル以下の収入の貧困層が占めるカンボジアでは、

・人身売買のブローカーが、仕事があるように言葉巧みに持ちかけて貧困層の子どもを

売春宿に売りとばす

・日々の暮らしに困った家族が子どもを売る

といったケースが今日も後を絶ちません。

裁判所に訴えても、裁判官が被疑者(ブローカーなど)に買収されているなど、

本来助けてくれるはずのシステムが腐敗しているために真剣に取り扱ってもらえない

という話もよく耳にします。

今回の勉強会は、カンボジアにおける児童買春問題の解決に取り組んでいる

かものはしプロジェクトから青木健太氏をお招きし、活動内容についてご紹介していただきます。

また同時に、貧困層を対象に小額の金融サービスを提供し、自立する機会を提供する

マイクロファイナンスについて、カンボジアへ向けた支援に取り組んでいるLiving in Peace

も交えて、カンボジアにおいて今後求められる支援活動についてのディスカッションも行います。

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■開催概要

◆日時:7月6日(月) 19:00~20:30 (受付:18:30~)

◆会場:千代田プラットホームスクエア 会議室505・506

http://www.yamori.jp/modules/tinyd2/index.php?id=10

◆交通アクセス:

竹橋駅(東西線)3b KKRホテル東京玄関前出口、徒歩2分

神保町駅(三田線、新宿線、半蔵門線)A9出口、徒歩7分

大手町駅(三田線、千代田線、半蔵門線、丸の内線)C2出口、徒歩8分

小川町駅(新宿線、千代田線)B7出口、徒歩8分

JR神田駅西出口、徒歩12分

◆内容:

【オープニング】19:00~19:05

・Living in Peaceからの挨拶

【第一部】19:05~20:00

・かものはしプロジェクトの活動紹介(講師:青木健太氏)

【第二部】20:00~20:30

・カンボジアでの支援活動に関するディスカッション

【懇親会】20:30~21:00 (場所:同会場)

◆参加料:1,000円

◆定員:80名

◆参加申込方法:

氏名(ふりがな)、所属、参加人数、本セミナーを知ったきっかけを明記の上、

以下のメールあて先にてお申込ください。=> lip@securite.jp

※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

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◆青木健太氏プロフィール:

2004年東京大学教養学部中退。

2007年度までは、かものはしプロジェクトのIT事業部を統括。

ECシステムや人事管理システムをプロジェクトマネジャとして開発。

2008年度からは現地製品の日本販売を手がける。かものはしプロジェクト共同代表。

◆かものはしプロジェクト概要:

「強制的な商業的性的搾取を防止する活動を、持続的かつ発展的に行うことにより、

全ての子どもたちが未来への希望を持って生きられる世界を実現させる」ことを目的として

設立された特定非営利活動法人。

①コミュニティファクトリー事業、②PCスクール事業、③IT事業、④サポーター事業、

の4つを事業内容とし、日本事務所とカンボジア事務所にそれぞれ11名のスタッフ

(2007年7月18日現在)、および1,558名のサポーター(正会員128名、

サポーター会員1,430名(2008年11月30日現在)を有する。

URL: http://www.kamonohashi-project.net/

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◆主催:特定非営利活動法人Living in Peace

貧困削減のための活動を行うために設立された特定非営利活動法人

メンバーは20~30代の金融機関・コンサルティング会社勤務者が半分以上を占め、

世界の貧困問題に関する勉強会やフォーラムの開催のほか、

少額の金融サービスを貧困層に提供し、自立する機会を提供するマイクロファイナンス

についての支援を行っている。

URL: http://www.living-in-peace.org/

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【告知】「業界内部から見たマイクロファイナンスの最前線と課題~日本人ができる10のこと~」

「」微力ながら私の参加しているNGOの勉強会の告知があります。


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Living in Peace 主催 勉強会  http://www.living-in-peace.org/

プラネットファイナンス長友留奈氏が語る

「業界内部から見たマイクロファイナンスの最前線と課題~日本人ができる10のこと~」

【7/4(土)14:00~15:30@国立オリンピック記念青少年総合センター】

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マイクロファイナンスとは、途上国の貧困層の事業者に貸付を行う金融サービス。

貧困削減の社会的取組みと収益性の両方を実現するこの取組みが評価され、

バングラデシュのグラミンバンクが2006年にノーベル平和賞を

受賞したことも記憶に新しいと思います。

そして現在では、世界各国に約1万のマイクロファイナンスを実施する機関

(Micro-Finance Institution : MFI)があると言われています。

しかし皆さんは、そのマイクロファイナンス普及のため、

技術支援を中心にMFIへのコンサルティングサービスを提供する

世界的組織「プラネットファイナンス」をご存じでしょうか?

今回、Living in Peace主催の勉強会では、

実際にフィリピンで勤務されている長友留奈氏をスピーカーにお迎えして、

「業界内部から見たマイクロファイナンスの最前線と課題~日本人ができる10のこと~」

と題して、マイクロファイナンスの現状についてお話していただき、

私たち日本人が、マイクロファイナンス支援のために何ができるかについて、

一緒に考えていきたいと思います。

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■開催概要

◆日時:7月4日(土) 14:00~15:30 (受付:13:30~)

◆会場:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟405号室

http://nyc.niye.go.jp/facilities/d6-1.html

◆交通アクセス:

小田急線「参宮橋駅」下車、徒歩約7分

地下鉄千代田線「代々木公園駅」下車(代々木公園方面4番出口)、徒歩約10分

http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html

◆内容:

【オープニング】14:00~14:05

・Living in Peaceからの挨拶

【第一部】14:05~15:00

・講師:プラネットファイナンス 長友留奈氏

①MFI最新動向

・長友氏が過去に携わられたプロジェクトについて

プラネットファイナンスフィリピンオフィスにて進行中のプロジェクトについて

②MFIが必要としている技術支援

・資金調達などの財政面だけでない様々なニーズについて

(例)マーケティング、商品開発、スタッフトレーニング、保険衛生、識字教育

【第二部】15:00~15:30

「日本人がマイクロファイナンスにできること」について、

長友氏を交えてパネルディスカッション形式にて進行。

Living in Peaceよりフィリピンでの実務研修経験者が複数参加。

【懇親会】15:30~16:00 (場所:同会場)

◆参加料:1,000円

◆定員:80名

◆参加申込方法:

氏名(ふりがな)、所属、参加人数、本セミナーを知ったきっかけを明記の上、

以下のメールあて先にてお申込ください。=> lip@securite.jp

※定員に達した場合はお断りさせて頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。

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◆長友留奈氏プロフィール:

国連資本開発基金(UNCDF)のマイクロファイナンス・ディスタンス・ラーニング・

プログラム翻訳プロジェクトメンバーの一人。

プラネットファイナンスジャパンのインターンとしてサモアのマイクロファイナンス機関

South Pacific Business Development (SPBD)にて研修実施後、

マニラに拠点をもつプラネットファイナンスアジアにて

マイクロファイナンスコンサルタントとして勤務開始(2009年3月より)。

オハイオ大学大学院にて、国際開発学修士号、経済学修士号、及び、

女性学サティフィケートを取得。

大学院在籍中にボツワナのマイクロファイナンス機関

Women’s Finance House Botswana (WFHB)でインターンシップを行い、

その際に実施したインパクト調査をもとに修士論文を執筆。

慶應義塾大学経済学部在籍中は、インドネシアにて農村開発における

マイクロファイナンスと協同組合の役割に関する現地調査を実施。

その際、Bank Rakyat Indonesia (BRI) を始めとするマイクロファイナンス機関や、

中小企業協同組合省、農業協同組合、農業訓練施設等を対象としてインタビュー調査を行う。

◆プラネットファイナンス概要:

マイクロファイナンス発展のため、人材育成・IT・資金調達サポートなどの面から

MFIにコンサルティングを行う国際協力団体。

<これまでの実績>

・60カ国、計700マイクロファイナンス機関(顧客数300万人相当)への支援

・1,700人のマイクロファイナンス実施者にトレーニング提供

・209マイクロファイナンス実施機関に対して、オペレーション効率化のためIT機器を導入

・145のマイクロファイナンス実施機関を評価・格付けし、資金調達力を向上

・15,000人に対して、ビジネス起業、拡大のための小規模融資を提供

・債券・株式ファンドにより調達した70億円でマイクロファイナンス実施機関の運用

マイクロファイナンス情報共有やマイクロファイナンス分野推進のために191のWEBサイトを構築

URL: http://www.planetfinance.or.jp/about-us/pf-global-presentation

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◆主催:特定非営利活動法人Living in Peace

貧困削減のための活動を行うために設立された特定非営利活動法人

メンバーは20~30代の金融機関・コンサルティング会社勤務者が半分以上を占め、

世界の貧困問題に関する勉強会やフォーラムの開催のほか、

少額の金融サービスを貧困層に提供し、自立する機会を提供するマイクロファイナンス

についての支援を行っている。

URL: http://www.living-in-peace.org/

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