2009年10月2日金曜日

エチオピアのマイクロインシュランスに見るギャンブル性



このニューヨークタイムスの記事はエチオピアのマイクロインシュランス(保険)を扱ったもので、僕も少なからず関わったものだ。この保険は年間約5ドルで来年の種を保障する。保険は気候モデルに連動しているおり、周辺で干ばつが何かの指数で実測されれば、自動的に保険が入る仕組みになっている。これはこれで問題が無いわけではないが、モデルが正確に干ばつを指定できなければ、干ばつの指数が実際の被害と連動していなければ、この保険はギャンブルにしかならない。

マイクロ保険の可能性は高いと思う。しかし、以上の事を冷静に考える必要がある。一般の記事を読むとこの事を書いているものがあまりにも無さ過ぎる。

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